この記事では、オプショントレーダーにとって暴落は
「ピンチ」なのか「チャンス」なのかについて書いていこうと思います。
つい先日も日経225が大暴落しプット価格が暴騰して、多くのオプショントレーダーが退場になってしまいました。
「退場」と聞くと「ピンチ」のような気がしますが、僕はそう捉えていません。
それはなぜなのか?以下の動画でまとめていますので、ぜひご覧ください(^^)/
2月28日の暴落では、多くのオプショントレーダーが退場になってしまいましたが、
その多くは、ネイキッドのプット売りを多く持っていた方と推定されます。
相場が穏やかな時は、ネイキッド売りでガンガン稼げてしまうので、
多くの初心者がその方法をとっています。
普段は良いのですが、このような滅多に起こらない暴落で退場者が多く出てしまいます。
でも、「退場者が多い=稼げない」 というわけではありません。
相場はゼロサムゲームですので、大量の退場者を出しているという事は、
一方で大儲けしている人も多いという事です。
個人投資家が損失を多く出しているという事は、プロが一方で大儲けをしているという事ですね。
したがって、僕は暴落はピンチではなく「チャンス」と捉えています。
実際、暴落を耐えることができると、ボラが高い状態ですので、
相場は穏やかな時とは比べ物にならないくらい有利なポジションを取れることができるのです。
普通なら絶対にありえない権利行使価格に、ありえない価格が付きます
その時にプットを売ることができれば、ほぼ100%負けないポジションを取れるのです。
でも、多くの投資家が退場する相場で、自分は生き残れるだろうか?
と思ってしまうかもしれませんが、暴落を生き残るのは非常にシンプルで簡単です。
ネイキッド売りではなく、必ず外側のプットを買うだけでいいからです。
でも、このシンプルな方法を取らずに退場する人は後を絶ちません。
確かに外側のプットを買うというという事は、利益を減らすという事になります。
しかも、買ったプットというのはほとんどが無駄に終わってしまいます。
でも、このわずかなお金をケチってしまったばかりに、数百万円の損失を出し
退場する人が多いのも事実です。
つまり、暴落を避ける方法は簡単なのですが、
より多く稼ぎたいという誘惑に負けてネイキッド売りをしてしまうという事ですね。
でも、今回の暴落を生き残った人というのは、幸運だと思います。
「プット買いのヘッジを入れる」重要性をまざまざと見せつけられたからです!
僕もこの暴落を受けてトレードルールを見直しましたし、
より退場しないトレードルールにバージョンアップしたと思います。
したがって、多くのオプショントレーダーが退場する暴落は、
ピンチではなく「チャンス」と捉えることができます。
しかも暴落を乗り越える方法は、驚くほどシンプルで簡単だからです。
そして、暴落を乗り越えたご褒美として、非常に稼ぎやすい相場が待っているのです(^^)/
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