断酒とトレードの意外な共通点、それは「感情との戦い」にあった

断酒とトレード
マインド

僕は今、アルコールをやめて1年と3カ月ほどになります。
ただ、お酒を辞めるというのは、言葉で言うのは簡単ですが、
それを行動に移すのは簡単ではありません。
お酒好きの方なら、少しは分かっていただけるかと思います^^;
何度も何度も、断酒に失敗し
結局今、なんでお酒を辞められているのかというと、
「断酒日記」のお陰かなーと思っています。
断酒とトレードの間に何の関係があるんだ?
と思うかもしれませんが、
共通点は「感情との戦い」だと思います。

僕の場合は、上手にお酒を嗜むというよりは、
嫌な事があった時、それを忘れれるために飲むという、
完全にお酒に依存した飲み方でした。

そうなると、お酒を断つのはかなり難しくなります。
ダメだと分かっても、「飲みたい」っていう感情が出てきて、
ついついお酒を飲んでしまうんです。

これって、トレードで起こる感情に似てるんですよね。
冷静な時には、ダメだってわかっている事でも、
恐怖という感情が出てきた途端、ついついやらかしてしまう、、、

結局お酒も、根性や気合でやめようと思ってもダメなんです。
我慢を重ねていても、いずれ飲酒欲求が爆発してしまうからです。

で、最終的に僕がたどり着いた方法が「断酒日記」です。
断酒日記といっても、その日の夜に断酒を振り返って、
自分が感じたことをちょこっと書くだけです。

以下の写真は、2017年4月の僕の実際の断酒日記です。
今から1年以上前なので、かなり飲酒欲求は強かったと思います(笑)

この断酒日記を書くことで、自分がどんな時にお酒を飲みたくなるのか
客観的に知る事ができましたし、
断酒のメリットも実感できるようになりました。
断酒を続けるほど、「朝が爽快」「眠りが深くなってくる」
といったメリットが断酒日記を書くことで、より意識されると、
いざ飲みたくなった時に、「今お酒を飲んでしまうと勿体ない」
という感情が出てくるようになります。
こうなると、断酒も軌道に乗ってきます^^

「我慢してお酒を止める」から「お酒を飲むと実は結構いい事がある!」へと
気持ちが変わることで、前向きな断酒になります。
何事も「我慢」して何かをやるのは、必ずムリが来ます。
でも、「飲まない方がいい」事に気が付くと、
断酒が楽しくなってくるんですよ!
そんな気持ちになったのも「断酒日記」のお陰かなと思うですよ。

これをトレードに応用するとどうなるかというと、
やっぱり感情によってトレードが悪い方向に行くなら、
「トレード日記」を付けて
自分を客観的に見つめることが大事になってきます。
トレード日記をつけると、自分がどんな相場の時に
気持ちがブレるのか客観的に知る事ができます。

客観的に自分を知る事で、ダメなトレードというのが
少しずつ減ってきますし、
ダメなトレードが減ることで、結果も出てくるので、
ますますダメトレードが減っていくという好循環が起こります。

一瞬感情がブレそうになるんですけど、
無意識に「冷静になった方が絶対結果は良いんだ」
という気持ちが出てきて、
感情に左右されたトレードは出にくくなります。
このあたりは、言葉ではなかなか説明しにくい感じなんですが、
無意識に感情が塗り替えられる感覚でしょうか。

とにかく、「トレード日記」は
自分の悪い癖や習慣を治すには最適という事だと思います。
「日記を書くのは面倒、とにかく稼ぎたいだけ!」
という気持ちも分かりますが、
やっぱり勝利の秘訣は、多くの人が面倒だと感じることに隠されていると思います。

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