間違った成功体験が、さらにトレードを難しくしてしまう

間違った成功体験
マインド

今日の日経平均は、あまり動かず平穏な一日でした。
さらに落ちてきたら
プット売りで拾おうかと思っていたのですが、
金曜日の記事で書いた上昇トレンドラインでしっかりサポートされて、
期待通りの動きとはなりませんでした。
とりあえず重要なラインに居ることは確かなようですので、
引き続き様子見で、
急落した時だけ動こうかと思っています。
今日の相場では特に書くことも無いので、
僕のトレードの失敗経験について書いてみようかと思います。

僕がトレードですごく厄介だなと思っていることは、
間違ったトレードをしてもある程度勝ててしまう」事だと思っています。
僕の失敗経験をもとに具体的に書いてみます。
例えば、僕は「損切り」がなかなかできませんでした。
このままではいけないと思い、いつも「損切りを確実にやるぞ!」
と意気込んで相場に臨んでいました。
この固い決意が功を奏して、
まぁ2週間くらいはきちんと損切りができていました。
でも、調子に乗ってポジション量を増やしたりした事が、
悲劇の始まりでしたね。
ポジション量を2倍にすると、当然損失も2倍になるわけで、
そうなると、あの固い決意は吹き飛んで、
「こんな損失受け入れられるか~」って損切ラインをずらしていました(泣)

で、ここからが大事な話で、
損切りをずらしても大抵の場合は、
元に戻って結果的に利益で終われることが多いです。
(特に、僕はナンピン癖があったので、
高確率で損失を取り返していました。)

特に僕がやっているFXはレンジ相場が多いので、
含み損も耐えていれば、利益になることが多いんです。

この間違った成功体験があるばかりに、
どんなに固い決意をしても、
結局、「耐えていれば戻る」という記憶が脳に刻まれているので、
同じことの繰り返しでした。

逆に、間違ったトレードをして、必ず損失になっていれば、
さすがの僕ももっと早く、損切りができるようになっていたと思います。

「耐えていれば戻る」が永遠に続けばいいのですが、
この方法をやっている限り、
思惑と逆の方向に大きなトレンドが出た時に
資金のほとんどを失ってしまいます。

間違った方法で利益が出た時に、しっかり反省できればいいのですが、
僕の場合は、大きな含み損から利益になった安ど感から、
ホッとした気持ちの方が大きくて、
反省なんて全くしてなかったですね^^;
「利益になって良かった~!」で終わりです。

トレードって損切りを入れずにナンピンしていけば、
誰でも勝率95%以上は実現できてしまいます。
こういった「間違った方法で勝ててしまう」のが、
トレードの非常に厄介な部分だなーと思っています。

ただ、この厄介な部分を簡単に治す方法がありまして、
それが、「トレード日記」を付ける事ですね。
トレード日記さえ毎回付けていれば、
こういった悪い癖に気付かせてくれます。

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