この記事ではトレード上達の大きな壁について書いていきたいと思います。
以下の動画でもまとめていますのでぜひご覧ください。
トレードで稼げるようになろうと一生懸命勉強している人の悩みで多いのが、
勉強をやってもなかなか成果が出ないというのがあります。
トレードの知識や手法をいろいろ頭に入れてるけども、なぜか勝てるようになれない
そんなふうに思っているトレーダーも多いかと思います。
でもトレードというのは、学校の勉強のようにやればやっただけいい点数が取れる
というように目に見えて成果が現れるわけではありません。
というのもトレードで稼げるようになる最も大きな壁というのは
「頭で色々分かってはいるけれども、実際にトレードするとうまくいかない」という事です。
つまり「頭で知っている」ということとそれが「できる」というのは全く別物だということです。
「知っている」というのはただ単にトレードの知識や手法が頭の中にある状態です。
でも「できる」というのはその知識や手法を自分のものにして行動できる状態です。
トレードというのはその時の相場環境や自分の精神状態なども大きく影響します。
つまりトレードにおける手法を知っているからといって、
それを利用すればそのまま勝てるようになるわけではありません。
どんな時にその手法はうまく機能するのか、どんな時に機能しないのか
そういったことは自分自身の経験で身につけていくしかありません。
もっと言えば、自分の精神状態があまり良くない時は、トレードをしないという選択肢も重要になってきます。
そもそもトレードというのは大勢の人が参加するお金の奪い合いです。
みんなが必死になって自分のところにお金を引き込もうとしているわけですので
そこには心理的な要素が絶対に存在します。
特に大きなお金を動かしているトレーダーは、個人投資家からお金を吸い上げようとしてます。
そんな壮絶なお金の奪い合いの中にいるわけですから、
ある簡単な手法を学んだからといって、それをそのまんま当てはめれば収益が上げられるようになる、
というのはあり得ない話だとわかります。
特にトレードを始めた初心者というのは「必ず稼げる手法がある」と思ってしまいますが
実際はそのような手法は無く、様々な要素で相場は動いています。
その手法が当てはまるように相場が動いているのではなく、
様々な相場参加者の欲望が相場を動かしているのです。
つまり相場でなかなか勝てるようになれないというのは、
知識さえ入れれば勝てるようになれるというトレーダーと
実際は様々な心理的要素で相場が動いているという理想と現実のギャップかなと思います。
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