今日は今年最後の記事更新となります。
今回は、いつもコメントをくださる方から
「相場の長期的な見通しを教えてほしい」と書き込みがありましたので、
僕なりの来年2018年の日経平均見通しを書いていきたいと思います。
結論から言いますと、来年はオプション売りにとって
大チャンスがやってくると想定しています。
現状のオプション売り方の相場環境としては、
はっきり言って厳しい状況にあります。
インプライドボラティリティは過去最低水準を記録し、
オプション価格も非常に安くなっています。
この状態で売りを仕掛けるには、
ATMから近いところを攻めていかなくてはならず
リスクを伴います。
そんな状況が、なぜ2018年に好転すると考えているのか
書いてみたいと思います。
リーマンショックからはや10年、世界の株価はうなぎ登りとなり、
連日過去最高値を更新しています。
上のチャートは長期の日経平均株価のチャートです。
バブル景気がありましたので史上最高値更新となっていませんが、
すでにリーマンショック前高値を抜いており、
約26年ぶりの高値水準となっています。
日経はまだましな方で、
アメリカの株価はさらにすごい事になっています(笑)
リーマンショック前の高値水準はとっくの昔に抜き去っており、
史上最高値を更新しています。
現在の株価はリーマンショック安値の4倍に達しています。
特に最近の上げの角度が凄いですよね。
このように、いま世界中の株価が凄い勢いで上げています。
これは、各国中央銀行の緩和マネーが流れ込んだことも
要因の一つと考えており、そろそろ限界が近いと感じています。
さらに僕の考えとして、株価10年周期というのがあって、
10年続いた上昇相場がそろそろ終わるのではないかと思っています。
つまり、2018年はバブル崩壊の可能性が高い年と思っています。
もし急落が起こったとすると、インプライドボラティリティが跳ね上がりますので、
オプション売りにとっては大チャンスとなります。
今まで売り方が苦しかった分、千載一遇のチャンスがやってくると見ています。
ボラティリティは株価と比べて動きが予想しやすい特徴があります。
ボラティリティが跳ね上がった後は、
ジワジワと低下する傾向があります。
このジワジワ低下する流れにおいて、
オプション売りを遠いところに仕込むことを考えています。
ボラが跳ね上がる時っていうのは、相場参加者がパニックになっている時ですから、
考えられないくらい遠いところにオプション価格がつく可能性があります。
まぁ、あくまでも僕の見通しですから、あまり信用しない方がいいと思います(汗)
バブル崩壊を予想するのは、ほぼ不可能ですのであくまでも可能性の話です。
ただ、チャンスをつかむにはチャンスに備えていなくてはなりませんから、
暴落の可能性は頭の片隅に常において、トレードしていきたいと思います。
最後になりましたが、
今年11月からブログを読んでいただきありがとうございました。
僕のようなオプションを始めて2か月の人間が、
ブログランキングの上位に居られるのも、
読んでいただいている皆さんのお陰というほかありません。
本当にありがとうございました^^
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