今日は久々に、自分が行ったトレードの話をしたいと思います。
そのトレードとは、
コールのスプレッドポジションを組んだという事です。
今までは、株価急落に備えてプットだけスプレッドを組んでおり、
コールに関してはネイキッドの売りをしていました。
ただそのコール売りも最近追い込まれたりして、
危ないと感じましたので、
ネイキッドの売りはやめることにしました。
それでは、ネイキッドのコール売りをやめた理由を
詳しく書きたいと思います。
コール売りが追い込まれるという事は、
株価が思いのほか上昇した時です。
僕の考えとして、株価の上昇は下落に比べてスピードが遅いので、
先物ミニを買ったりしてヘッジできると思っていました。
ただ、先物ミニのヘッジは思いのほか難しいです(笑)
確かに上昇のスピードは遅いので、対応は可能なんですが、
タイミングが難しいです。
そろそろ反転するかなーとか思っているうちに、
ジワジワと株価が上昇し、いつの間にかコールが追い込まれていました(汗)
追い込まれたポジションは、運良く事なきを得ていますが、
「こんなトレードをしていてはだめだなー」と感じ、
それなら「最初からスプレッドを組んでヘッジポジションを持っておこう」
という考えに至りました。
これならヘッジするタイミングで悩むことも無くなります。
これでコールもプットもスプレッドを組むことになり、
ますます何もやることが無くなります。
ポジションを持ったら後は放置でいいのです。
![](https://option-dealing.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/6a0935229db253ffe282044b528f0bd9-1024x544.jpg)
上の図のように、
コールとプット上下でスプレッドを組むことを
別名「アイアン・コンドル」とも言います。
アイアンコンドルは、相場が上下どちらに動いても
「利益限定」「損失限定」がです。
ちなみに図の通り、SQ時に
コールとプットの間に価格があると最大利益になります。
最大損失は、価格がプットより下がるか、
コールより上昇した場合です。
当然ポジションの組み方で最大損失は変わってきますが、
相場がどう動こうとも
利益限定、損失限定なので精神衛生上とても楽なポジションとも言えます。
ポジション量にさえ注意していれば、
最大損失が決まっていますので、慌てる必要がありません。
一方で非常に安心なポジションであるがゆえに、
利益になる場合も非常に地味で、ゆっくりじわじわと増えていきます。
全くなんにも刺激がありません(笑)
要するに、安心を得る代わりに
相場のスリル感を犠牲にしているとも言えます。
アイアンコンドルで「安心感」を得るか、
ネイキッド売りで「スリル感」を得るかは
その人のトレードスタイルにもよるので、
一概には言えませんが、
長く生き残る意味では、あまり刺激を求めない方がいいかと思います。
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