今日の日経平均も頭の重い展開となり、
順調にコール売り1枚が利食いとなりました。
これで証拠金に余裕ができたので、
初めてスプレッドポジションを組んでみました。
この記事では、
スプレッドポジションを組もうとした切っ掛けや、
具体的にどんなポジションを取ったのかを書いていきたいと思います。
まず、スプレッドを組もうと思ったきっかけは、
2回にわたる暴落を経験したからです。
しかも2回ともダウが1,000ドルを超える下落だったことで、
日経先物が真夜中に暴落しました!
スプレッドポジションはオプション売りのリスクを限定するので、
資金管理をしっかりされている方はやっているのかなと思います。
でも、僕はやってきませんでした(笑)
スプレッドの重要性は理解していたつもりでしたが、
ネイキッドの方が利益だけを見れば効率的ですし、
トータルで利益を出し続けてきたので
何となく先延ばしになっていました。
「暴落が来たら嫌だなー」と思っていたところに
本当に暴落が来て目が覚めました^^;
ちなみにスプレッドポジションは以下の通り組みました。
- 3P19625 売 1枚 @65円
- 3P19375 買 1枚 @50円
プットを19625円で売り、250円アウト・オブ・ザ・マネーのプット(19375円)を買いました。
この2つの合成ポジションで、
最大利益が1.5万円、最大損失が23.5万円です。
最大利益に対して、最大損失が大きいように思いますが
これはある程度仕方ないかなと思います。
日経平均が一夜にして1万円を割るような大暴落が起こったとしても、
損失が理論上23.5万円という事を考えると、
これは大きなメリットかと思います。
また、SQまで11営業日で、2,000円下落して3P19625がINする確率は、
正規分布を利用した確率分布で計算すると1.3%程度とかなり低いです。
過去のデータから計算しても5%程度です。
このように確率論から言ってもINする確率が低いプットを売っていますし、
万一、INした場合も最大損失が限定されるので、
今のところリスク管理としては良い感じかなと思っています。
最大損失が23.5万円ですが、これは暴落に備えているのであって、
徐々に下落してきた場合は、損失が10万円に達する前に損切りするか、
日経225ミニを売ってヘッジすると思います。
正直、一瞬ですが
「3P19625 売 @65円単体売りだと、最大利益6.5万円かー、
ヘッジで買った3P19375 はムダになって勿体ないかな」
と思いましたが、
やはりあの暴落を経験するとネイキッドはやりたくないですね。
特にボラが低くなってくるとリスクが増してきます。
下落局面に差し掛かっているので、プット売りは危ないかなと思いつつも、
スプレッドを組んだ時に逆行すると
どんな動きなのかを知ることができるので、
あえて損失覚悟でプット売りを仕掛けてみました。
このスプレッドがどうなっていくかは、今後細かく書いていき、
リスクヘッジの重要性を認識していきたいと思います。
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