朝方、ドル円は窓を空けて下げて始まりましたが、
次第にその窓を埋めていく展開となりました。
僕のイメージでは、もっと下に窓が空くことを想定していたのですが、
それほどでもなかったですね。
一方、日経平均はドル円の底堅い動きに比べてイマイチな印象を受けました。
そこで、上昇トレンドラインを下に割ったことを確認して、
コール売りを1枚追加しました。
コールを1枚追加したことで、僕のポジションは中立からややショート寄りになりました。
(コール売り2枚、プット売り1枚)
エントリーした根拠は、「もみ合い中の上昇トレンドラインを下に割ってきたから」
だったのですが、引け間際の急上昇で結局、トレンドラインに復帰してしまいました(笑)
上昇トレンドラインがわかりやすいように4時間足で示していますが、
実際のトレードは、15分足など短い足を見て
トレンドラインをしっかり割れてきたことを確認してエントリーしました。
結果はご覧の通り、エントリー後すぐに逆行してしまいました(笑)
せっかくなのでエントリー後すぐに逆行してしまった時に
どう考えて、どう対処しているかを書いていきたいと思います。
エントリー後にすぐに逆行しても
僕はすぐにポジションを閉じることはありません。
エントリー前に撤退ポイントを決めているので、
基本的には放置しています。
そもそも前提として、エントリー後の逆行は普通にあり得るという事です。
エントリーした後、上がるか下がるかは相場様にしか分かりません。
このように、自分でコントロールできないことにエネルギーを割くのは
ムダなのでやらないようにしています。
それでは自分でコントロールできることは何なのかといいますと、
エントリーしてしまったら、「利食い」か「損切り」くらいしか無いと思います。
オプション売り戦略の場合は、最大利益が決まっていますので、
コントロールできる余地は限られています。
したがって損切りラインをコントロールすることが非常に大切になってくると考えます。
損切りラインをコントロールと言うと、いまいちイメージしにくいかもしれませんが、
要は、相場が逆行したときの撤退ポイントを明確にしておくことです。
相場に挑む際は、常に冷静さが求められますので、
エントリー前に撤退ポイントを決めておくと良いと思います。
エントリー後に逆行した状態で考えても冷静さを欠いていますので、
おかしなポイントで損切る事になりかねません。
トレードをやるとどうしても利益のことばかりを考えて、
損切りラインを考えるのは後回しになりがちですが、
相場で長く生き残るには、利益になることよりも、
いかに浅い傷で負けられるかが重要になってくると考えます。
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