オプションは「待ち」が重要。自信がある時だけポジションを増やす

オプションは待つことが重要
取引ルール

今日の日経平均は、
ズルズルと下げていきましたが、
後半は結構盛り返しましたね。
寄り付き後に、4P24000コールを21円で売り、
若干の含み益となりました。
個人的にはまだまだ下げ相場とみているのですが、
イマイチ自信が持てない部分もありまして、
ポジションは1枚だけとなっています。

今月に入って、一時的にプット売りを8枚持ったりしましたが、
今現在はコール売り1枚だけです。
このポジション量は、
自分の相場の見通しに対する自信が
どれだけあるかで変わってきます。

つまり今は1枚しか売っていないという事は、
あまり自身が無いという事です(笑)
一方、今月に入ってからの急落で
ポジション量を一気に増やしたのは、
相場の見通しに自信があったからです。

今日は、なぜ相場の見通しに
自信が無くなっているのかといいますと、
ボラティリティが下がってきているのも理由の一つです。

 

上のチャートは、ここ半年間の
日経平均のインプライドボラティリティのチャートです。
今現在の位置としては、ピークよりかなり下がってきている印象です。
(それでも、去年と比べるとまだまだ高いですが)
このように、ボラが下がってくるとオプション売りは
だんだん仕掛けにくくなってきます。
ボラが低下したときに、ポジションをいっぱい仕掛けて
相場がはじけてしまったらもう終わりです^^;
という事でボラが低下してきたら、
相場の方向性をある程度読んで、
その方向に1枚だけ売ります。
本当に自信が持てない時は「休むも相場」で
やらないですね。

一方で、ボラが大きく上に跳ねた時は、
オプション価格も跳ね上がるので、
絶好の売り時です(いわゆるボーナスステージです)
この時ばかりは、相場の方向性など考えずに
とにかくはるか遠くの権利行使価格を売っていくのみです。
こういった時は、自信度が高い時なのでポジション量を多くします。
僕が何度か経験した急落相場では、
コールよりプットの方が利益になりやすいので、
主にプットをたくさん売ります。

何となくプット売りは危ないイメージがありますが、
半分本当で半分嘘だと思っています。
ボラが低い時は、何の前触れもなくいきなり急落して
プットの価格が跳ね上がるので危険です。
でも、急落した後というのは、
プット売りほど安全なポジションは無いと思っています。
これは、実際に自分が体験して分かったことです。

相場のパニックを逆手に取れば、
考えられないような値段でプット売りを買い取ってくれます。
でも、ボラが低い時はポジションを控えめにしておかないと、
暴落に自分自身が巻き込まれて、
暴落後のチャンスをものにできません。
従って、僕はこのような平穏な相場の時はポジションを極力抑えて
いつか来るであろう急落時に備えておくのです。

極端なことを言うと、
暴落時だけポジションを持って
それ以外は何もやらなくても、
ある程度稼げるのではと思っています
(少なくてもプラスにはなると思います)

後は暴落が来るのをじっと待てるかですね。
実はそれが一番難しかったりします^^;

【期間限定】3本の動画+αで学ぶ初心者向けオプション講座!

無料オプトレ講座