週末にアメリカの税制改革法案が上院で可決されたのを受けて、
ドル円が窓を開けて円安で始まっています。
おそらくこれを受けて、日経も高く始まることが予想されます。
僕の今週の相場観や戦略などは、
昨日書いた記事「12月第2週の戦略」にありますので気になる方は読んでみてくださいね。
ということで、この記事では僕の独自の取引ルールについて書いてみようと思います。
今週はSQ週ですが、先月の11月SQ週の失敗をもとに
自分の取引ルールを見直してみることにしました。
先月のSQ週でどんな失敗をしたのかといいますと、
「ポジション量が多すぎた」です。
オプションを始めたばかりで、リスクについても良く分からず、
証拠金を目いっぱい使って、とにかく持てるだけポジションを抱えていました。
運良くSQ日のINは免れましたが、
下手をすると大きくお金を減らしていたかもしれません(最悪退場)。
次からどうやったら同じ失敗を繰り返さないかを考えた結果、
今日から以下のような新しい自分ルールを作りました。
具体的には、今自分の受入れ証拠金は120万円ほどありますので、
取引に使う証拠金は最大でも60万円に抑えるということです。
(現時点の維持証拠金は42万円なのでセーフです)
ポジションを持とうと思えば、証券会社は120万円分目いっぱい買わせてくれます。
でも、自分ルールでは最大でもその半分しか使わないということです。
そんなことしたら、稼げるチャンスをミスミス逃すことになるのでは?
と思われるかもしれませんが、
今の時点では稼ぐことは関係ないのです。
とにかく自分の資金をどうやったら減らさないかを考えるのが先と思います。
僕は、FXに関して色んなセミナーや本を読んできましたが、
相場から退場するほとんどの人は、このポジション量を間違えていました。
過剰なリスクを取りすぎて退場する人が後を絶たないのです(僕もそのうちの一人でした(笑))
トレードを始めると特に初心者は勝つことにしか目が行きません。
でも同じだけ、いやそれ以上に負けるリスクが存在するのです。
特に初心者は、負けるリスクの方が大きいですし、
考えられないミスもしてしまいます。
スポーツに置き換えると分かりやすいですが、
例えばテニスを始めたばかりの人が、いきなり試合で勝とうとはしませんよね。
地道な基礎練習を重ねたり、負け試合から弱点を学びそれを克服しながら、
ようやく勝てるようになります。
トレードも同じなんですが、なぜか最初から簡単に勝てるような気がするんですよね。
さらに、ポジション量が大きいと、
その初心者の考えられないミスで一発退場してしまうこともあります。
でも、ポジション量を抑えておけば、
それだけミスが許されることになります。
資金は減ってしまいますが、退場は免れ再スタートを切ることができます。
僕は、このことをFXで勉強したつもりだったのですが、
オプション取引を始めた途端、
すっかり忘れて過剰なリスクを取っていました。
ホント、ポジション量は難しいです。
でも、今はそのことに気付いたので、
対策を打ちます。
もう一度言います。
「証拠金は半分しか使いません!」
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