この記事では、IB証券で米株オプションをやる際に、
効率的にチャンスの多い銘柄を選ぶ方法を解説したいと思います。
Ib証券では3000銘柄以上の個別株でオプショントレードをすることができますが、
3000銘柄一つ一つを全て丹念に見るわけにはいきません。
効率的に銘柄選定する方法を知らなければ、IB証券で収益を上げることもできませんので。
やはり3000銘柄もあるとオプショントレードには適さない銘柄もあります。
そういった銘柄を避けるだけでもかなり効率的に米株オプションのトレードをすることができるのです。
以下の動画でも、実際にIB証券の画面を使って銘柄選定方法を解説していますので是非ご覧ください(^^)/
誰もが知っているようなメジャーな銘柄を選ぶ
これはオプションの銘柄選定で一番大事な事です。
マイナーな銘柄を選んでしまうと、オプションの注文が極端に少なく
板がかなりスカスカの状態でトレードが非常にやりにくいです。
マイナーな銘柄は株式の売買自体も少ないのですが、その銘柄のオプションとなるとかなり注文は少なくなります。
特に初心者の場合は板の注文が少ないとかなりやりにくいので注意しましょう。
上図の左の板はマイナーな銘柄の注文状況です。
ご覧のように注文が全くありませんので、初心者のうちはやりにくいです^^;
実際は板に注文が無くても、注文を出すことで約定することもあるのですが、
最初のうちは適切な位置に注文を出すのはかなり難しいです。
一方で、右の板はメジャーな銘柄(SPY)の注文状況です。
売りと買いにびっしりと注文が並んでおり、
初心者でもどのあたりに注文を出せば良いのかかなり分かりやすいです。
簡単にメジャーな銘柄を選ぶ方法はYAHOO!ファイナンス 米国株です。
このサイトで「時価総額ランキング」「売買高ランキング」の上位銘柄を見てみると
日本人の我々も良く知っている銘柄が出てきます(^^)/
上のyoutube動画でyahooファイナンスの銘柄選定方法を分かりやすく解説しています(^^)/
代表的な銘柄は「アップル」「マイクロソフト」「アマゾン」「マスターカード」「コカ・コーラ」などです。
知名度の高い銘柄であればオプションの注文もそれなりにありますので、
トレードに困ることもないと思います。
株価の大きな銘柄を選ぶ
そして、次に大事な事がこの株価の大きな銘柄を選ぶことです。
「株価の値」とはその名の通りその銘柄の株価なのですが、
この株価が大きな値の方がオプションはやり易いです。
例えば、「アマゾン」と「ツイッター」の株価を見てみますと以下の通りです。
- アマゾン・・・2400ドル
- ツイッター・・30ドル
ご覧のように株価自体に大きな開きがあります。
このツイッターでオプショントレードをやろうとすると
実は非常にやりにくいんですね。
動画でも解説しているのですが、オプション価格が0.5ドルとか0.1ドルなどとなってしまい
小さな値の中でトレードしなくてはなりません。
一方でアマゾンのように2400ドルくらいありますと、
オプション価格もしっかり値段がついていますので、注文を出しやすくやり易いです。
初心者のうちはツイッターのような小さな株価の銘柄を下げた方が無難かなと思います。
具体的には、株価が200ドルから300ドルくらいあればかなりやり易いかなと思います。
ボラティリティが低く銘柄を絞り過ぎると適切な銘柄が無くなってしまう場合は、
100ドル以上に条件を緩めても大丈夫かと思います。
「決算が近い銘柄」は避けた方が無難
後は、最初のうちは決算が近い銘柄は避けた方が無難かなと思います。
決算をきっかけに1日で20%や30%動くこともあり得るからです。
オプションを仕掛けていたら一気にインザマネーになってしまいます^^;
米国株の決算を調べるには、インベスティングドットコムというサイトが最も便利かなと思います。
このサイトで銘柄のコードを入れると決算日がいつか表示されます
また、実際にポジションを持っているならIB証券から決算日前日にメールが来て教えてくれます。
もしある程度利益が出ているなら、その時点で決済する方が良いでしょう。
最大利益まであとわずかの状態で決算のリスクを取っても得られる利益がわずかなら、決済した方が良いです。
また逆に最大損失近くまで含み損を抱えているならば、リスクを取って決算を迎えても良いと思います。
決算で逆行しても最大損失まであとわずかであれば、それほど損失は増えないからです。
後、決算前は基本的にボラティリティが上昇しますので、
リスクを取ってポジションを持つという選択肢もあります。
慣れてきたらポジション量を減らしてやってみても良いかと思います。
それではIB証券での効率的な銘柄選定方法をまとめます。
- 誰もが知っているようなメジャーな銘柄を選ぶ
- 株価の大きな銘柄を選ぶ
- 「決算日が近い銘柄」は(最初は)避ける