この記事では、「IB証券でオプション取引をするために必要なデータ購読」について書きたいと思います。
IB証券のような米国の証券会社では、株価情報や注文の板情報を得るためには、「データ購読」
をする必要があります。
日本の証券会社では、株価情報や注文の板情報は無料で手に入るので、
日本の証券会社に慣れている場合は、とっつきにくい仕組みの一つだと思います。
海外の証券会社では、必要なデータは必要な人がお金を払って得る、という考えであり、
たくさんの市場を見て、板情報も全注文を見られるようなデータを購入するデイトレーダーだと、
情報量も結構な金額になると思いますが、
僕のように、オプションをちょっとやるくらいだと、情報量もかなり安いです。
取引回数によっては割引もあり、月間4.5ドル(500円)程度です。
また、日本の証券会社はデータ料が無料と言っても、それは取引手数料に含まれていると考えられ、
トータルのコストで考えると、IB証券の方が安いのかなと思います。
以下の動画では、オプションをやるにはどんなデータが必要なのか?
そして、どうやって購入することができるのか?について詳しく説明していますので、ご覧ください(^^)/
IB証券でデータ購読するには、アカウントマネジメントのページからログインする必要があります。
そこからどうやって購入するページに行くのかは、動画を見ていただくと分かるようになっています。
ここでは、どのデータを購入すれば良いのかについて解説します。
必要なデータは、以下の3つです
→取引手数料が30ドルに達すると無料
②US Equity and Options Add-On Streaming Bundle(USD 4.50/月)
③OPRA(US Option Exchanges) (USD 1.50/月)
①と②を購読することで③も自動的に購読したことになり、③の費用は発生しません。
さらに、①の手数料も、取引手数料が30ドルを超えると免除されるので、トレード回数が多い方は、実質②の4.5ドルだけとなります。
厳密には①と③だけでもいけるのですが、株価情報を得るためには、「更新ボタン」を押さなくてはいけません。
さらに更新ボタンを押すたびに0.01ドルかかります。
時々刻々と変わる株価情報を得るために、更新ボタンを押し続けるのも大変だと思い、
②のデータを購入する事になりました。
②のデータを購入することで、更新ボタンを押す必要はなくなり、
リアルタイムで株価情報を見ることができるようになりました。
ちなみに、データ購読は必須ではありません。
30分遅れのデータでも良ければ、データ購読する必要はありません。
30分遅れのデータでオプション取引をやってみましたが、やってやれないことは無いなと思いました。
ただ、コロナ相場で相場が荒れている今は、30分も経つと全然違う株価になっているので、厳しいかなと思います。
さらに僕は、口座開設していきなりデータを購読する必要はないかなと思います。
まずはIB証券のデモ口座で、注文方法を学んだり、
実際にデモでポジションを持ってみて損益の変動を体験したりするのは、
30分遅れのデータでも十分かなと思うからです。
IB証券の口座に慣れて、リアルで実際に注文を出せる段階になって初めてデータを購入しても遅くは無いかなと思います。
最近のコメント