この記事では、IB証券の米株オプションに求められる勝率
と利益について書いていこうと思います。
まず前提として、米株オプションは勝率の高いポイントを探し出し、
ひたすらポジションを取っていきます。
勝率の高いポイントとはボラティリティが急上昇している時です。
基本的にIB証券では、ボラティリティが急上昇している銘柄を検索して、
ひたすらクレジットスプレッドを仕掛けて行きます。
もみ合い相場の時はアイアンコンドルも仕掛けますが、
最近のような極端な上昇相場の時は、
コール側はあまり仕掛けません。
ボラが急上昇している時というのは、
必然的に勝ちやすい相場です。
コイントスの裏表を当てるゲームでは、
10000回やると大体勝率は50%に収束します。
しかし、ボラが急上昇している時は、
勝率は半々ではなく、60%とか70%とか
自分に有利に働きます。
という事は、この高勝率の時だけに限定して
ひたすらオプションのクレジットスプレッドを仕掛けて行けば、
何百回、何千回とたくさん仕掛けて行けば、
理論上利益が残る事になります。
ここが超重要なポイントで、
勝率が上がる時だけ仕掛けて、数をこなすという事です。
コイントスの勝率が仮に60%だったら、
10000回もやればほぼほぼ勝ち越しますよね?
原理としてはこれと同じです!
目先の勝ち負けにこだわらず、
数をたくさんこなすことで、必然的に利益が残るという理論です。
確率論的には「大数の法則」とよばれ、
たくさん数をこなすと、理論的な確率に近づくという事です。
前提知識はこれくらいにして、
実際IB証券でアメリカ個別株オプションをやる時に、
どれくらいの勝率が求められるのかを考えていこうと思います。
僕がIB証券でクレジットスプレッドを組むときの損益比率は、
大体1:3くらいです。
利益が1、損失が3です。
この損益比率で求められる勝率は75%以上です。
80%あれば、100回トレードすると約27万円の利益が出ます!
80%というととても難しい事のように思いますが、
それほど難しいものではありません。
株の上げ下げでさえ適当にやっても理論上は50%の勝率は可能です。
オプションの場合は、ボラティリティを味方につけ、
さらに原資産価格よりも遠くの権利行使価格を売れますので、
多少の逆行でも利益になるのです。
従って株やFXよりも高い勝率が実現可能なのです。
この高い勝率をもって、数多くのトレードをすることによって、
最終的に利益が残るという事です!
目先の細かい勝ち負けをみると、勝率が50%くらいに落ち込むこともありますが、
ながーい目で見て、長期的に考えると勝率80%くらいは実現可能だと思います。
実際僕も85%近い勝率を実現しています!
今のような上昇相場に限っては勝率100%も可能なので、
勝ちが計算できるときに勝率を伸ばしておくことも可能です(^^)/
従ってIB証券の米株オプションでは、売買テクニックや目先の動きを読む力よりは、
同じことを繰り返し、繰り返しやる能力の方が求められます。
欲望に負けて余計なことをしてしまうと利益は残せません^^;
最後に、以下の動画では
必要な勝率と得られる利益の関係をシンプルに解説しています(^^)/
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