この記事では、3月30日~4月3日の最新相場解説を書きたいと思います。
以下の動画では、チャートを使って相場を解説していますし、
リーマンショック時とも比較して
今後どんな流れになりそうなのかも解説していますのでぜひご覧ください(^^)/
さて、先週は株価下落にようやく下げ止まりの兆しが見えてきました。
日米を中心に信じられないくらいの金融緩和を行いましたし、
アメリカでは2兆ドル(220兆円規模)の経済対策法案が可決しました。
日本の国家予算が100兆円ですから、220兆円というのは本当にとんでもない金額だなと思います!
それくらいのことをやってようやくですが、株価も底打ちの兆しが見えてきました。
あと、もう一つ注目すべき点は、経済指標の大幅悪化です。
先週、米国の「新規失業保険申請件数」が発表されましたが、
330万件と先週の30万件から10倍以上の大幅悪化となりました!
ただ、注目すべきはこの後の株価の動きです。
指標の大幅悪化で株価が下落するかと思いきや、むしろ上昇していきました
これが何を意味しているのかと言いますと、
経済指標が大幅悪化するのは、ある程度織り込み済みだという事です。
したがって、今後続々と経済指標の悪化が発表される見込みですが、
よっぽど考えられないくらいの悪化が発表されない限りは、
それ程株価は下げないのでは?と思っています。
これだけで判断するのは早いかもしれませんが、
今までの株価大幅下落である程度は織り込んでいると考えてもいいのかなと思います。
ただ、このまま株価が上昇に転じていくのかというと、なかなかそれは考えにくいかなと思います。
やはりコロナの影響が全く見通せないからです。
感染者数は、未だに増えてきていますし収束の気配が見えません。
そして、リーマンショックの時もそうだったのですが、
一度大暴落が起こると、しばらくは戻しで上昇するものの、結局は再度暴落するというパターンが何度も見られました。
ただ、僕は売りで攻めていく事はしません。
リーマンショックの時に、売りで攻めて痛い目にあったからです(笑)
暴落時って何となく売りで大きく取れそうなイメージがあるのですが、
結構難しいと思います。
暴落時はボラも急上昇しているので、上昇もかなりの値幅があるからです。
安易に売りで攻めると、強烈な上昇で一気に損切りに持っていかれます^^;
暴落時に売りで攻めるには、チャートを十分に分析して、
かなり慎重に攻める必要があります。
それよりかは、「買い」でエントリーしても意外と収益が出たりします。
僕はコロナ暴落後は、ほとんど買いでエントリーしていますが、トータルでプラスが出ています。
ただ、先物の売買はタイミングが難しいのも事実です。
タイミングを計るのが難しいのであれば、暴落が起こった後のプット売りの方が
それ程タイミングは要求されないので、やり易いですね。
ただ今後、どれくらい暴落が起こるのか分かりませんので、安易な決め打ちはせずに、
ポジション量には余裕をもってプット売りする事をオススメします!
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