この記事では、今週(3月9日~13日)の相場見通しを解説します。
以下の動画では、チャートを使った説明と
最後に僕が今持っているポジションの解説をしていますので、
気になる方はぜひご覧ください(^^)/
先週の相場を振り返ると、日経225も乱高下相場となりました。
1日1000円レベルで上下動しまして、完全にヘッジファンドのやりたい放題の相場となりました。
先週の相場で個人的にかなり驚いたのが、FRBの0.5%の緊急利下げをしたにもかかわらず、
株価は下落したことです。
緊急利下げを発表した直後は、一瞬上昇しましたが、
すぐに下落圧力に負けて大幅下落となりました。
しかも現時点で3月18日のFOMCでの利下げを0.5%~0.75%の間で織り込んでいるという事です。
先日の緊急利下げと合わせて1%~1.25%の利下げを織り込んでいるにも関わらず、この株価の弱さは、
僕としてはかなり驚きでした!
ただ、この誰が見ても下落相場の状態で果たして「売り」で行って素直に取れるのか?
という疑問もあります。
今の相場では、みんなが売りでエントリーしたいと思います。
そんな時に本当に素直に下げるのかは疑問に感じます。
こんな時だからこそ、僕は「買い」の目線を忘れないようにしたいと思います。
相場の格言で、「強気相場は悲観の中に生まれる」とありますが、
後から振り返った時に、今が強気相場の起点だったという事は、十分にあり得る話だと思います。
でも、さすがに今から全力で日経225の先物を買うのも怖くてできません(笑)
僕だったら、オプションのプットを少しずつ売りたいなと思います。
今ならボラが非常に高くてチャンス相場ですので、
相場が穏やかな時では考えられないくらい、有利なポジションを持てます。
ただ、いくらチャンスと言っても一気にポジションを持つのはお勧めできません。
一気にポジションを持つと、確かに当たった時は、一気に収益が増えるので良いかもしれません。
でも、相場観が外れた場合、一気に含み損が膨らんでしまい、
損切り以外打つ手が無くなってしまいます。
FXや株と比べて、オプションはなるべく損切りを避けたいのです。
プット売りが追い込まれるという事は、株価が下落してボラ拡大した時です。
そうなんです、プット売りが追い込まれるという事は、
実はさらにプット売りをするチャンスでもあるのです。
でも、目いっぱいプット売りポジションを持っていると、
ポジションを追加することもできません。
最悪の場合、一番いいところで損切りすることになりかねません。
つまり、プット売りにとって絶好のチャンス時に、
損切りでプットを買い戻すことになってしまうのです。
そういった理由で、オプションでは損切りは絶対に避けたいところなんです。
損切を避けるには、これから先暴落が起こっても大丈夫なくらいの
ポジション量に抑えておくしかないと思います。
(もしくはバックスプレッドで暴落に備えておく)
そしてポジション量を抑えるという事は、何も技術的に難しい事ではなく、
自分の欲望に打ち勝つ事なのです。
最近のコメント