今日の日経は思いのほか下落しましたねー
終わってみれば100円を超える下落となりましたね。
完全な想定外でした(笑)
アラバマ州の上院補欠選挙で民主党候補が勝利したことにより
円高ドル安が進み、日経も下げました。
でも、当の震源地であるダウ先物は少し下げたものの
現時点で下げは戻しています。何だか理不尽ですねー^^;
今日は(も?)予想が外れてしまいましたが、収穫もありました。
それは、「トレードしない」という自分が決めたルールを守ったことです。
しかも、相場が思いのほか動き、朝立てたシナリオとは異なる動きだったのですが、
心が動揺することなく冷静にいられました。
僕の場合、想定外の動きをするとチャンスと思って逆張りをしたくなるんですよね。
「理由無く大きく動くということは、必ず反動で戻すはず」と考える癖がついてます。
いわゆる相場が伸びきった時に逆張りを仕掛けるイメージです。
今日もまさかこんなに下落するとは思っていなかったので、
一瞬逆張りでプット売りをしたくなりましたよ。ほんの一瞬ですが。
今日の相場で逆張りしていれば、結果的に利益になっていたと思われますが、
やはりきちんとルールを守った自分をほめてやりたいです(笑)
こういった小さな成功体験が、
脳の潜在意識に「自分はルールを守る人間だ」と働きかけます。
どんな小さな事でも「できた」という成功体験を積み重ねるのが脳には効果的です。
ちなみになぜ僕が衝動的な逆張りを避けるのかというと、
コツコツドカンをやらかしてしまうからです。
相場が伸びきった時の逆張りって、結構うまくいくんですよ。
調子がいい時は勝率がものすごくよくて稼げたりします。
でも、大きな落とし穴があるんですよね。
自分では「伸びきった」と思っても相場がさらに伸びていく時がまれにあります。
この時あっさり損切りできれば問題ないんですが、
伸びきったと思ったところからさらに伸びで行くと、
「さすがにここで反転するでしょう」と自分に都合よく考えてしまうんです。
こうやって相場に対して自分の希望が入ってくると、
意地悪するかのようにさらに相場は逆行していきます(笑)
こうなると、もう損切ができなくなってしまいます。
僕がこのブログで「人間追い込まれるとおかしな行動をとる」と書いてますが、
逆行すればするほど心が動揺して、見て見ぬふりして放置したり、
ナンピンしまくったりします^^;
こんなわけで、僕は何度も自分の相場観に固執するあまり痛い目を見てきました。
というわけで、相場が伸びきった時の逆張りは、
大抵の場合はうまくいくことは分かっているんですが、
損切りが上手くないと大きく損をしてしまうので、
自分ルールとしてやらないようにしています。
ただ、突発的な逆張りはやりませんが、
事前に「ここのラインまで来たら逆張りしよう」
というシナリオを事前に建てた場合はやります。
その場合は、ロスカットポイントも明確に決まっているので、
大きなロスを出すことはありません。
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