この記事では、僕の兼業トレーダー時代の失敗事例を書きたいと思います。
以下の動画でもコンパクトにまとめていますので、ぜひご覧ください(^^)/
僕は2007年にFXを始めました。今でこそFXは知名度も上がりましたが、
当時はほとんど知られていなかったと思います。
「なんか、人と違う事をやっている!」と興奮していたのを覚えていますし、
当時は仕事が嫌で嫌で仕方なかったので、
もしこれで成功したら会社をやめれるな!と思っていました(笑)
投資で初心者が成功を夢見るというのは、誰でもありますよね。
稼ぐために投資をするわけですし、初心者は相場の怖さを何にも知りませんから^^;
ただ、僕は相場の怖さを別の形で体験する事になります。
当時はこれが怖い事だとは思っていませんでしたが、今考えると完全に負のループに陥っていたなと思います。
それは、「トレード依存症」です。
当時はFXトレードが面白くて仕方がなかったのですが、
今思うとFXを楽しんでいたというより、刺激を求めていたような気がします、、、
トレードで利益を得られた時の快感は、当時仕事のストレスを抱えていた僕にとって格好のストレス発散材料でした。
とにかくFXの事が頭から離れず、仕事中もトイレにこもって損益をチェックしていました^^;
1時間に何度も何度もチェックしていたので、かなり本業にも影響が出てしまいました。
最初は損益をチェックするだけだったのですが、そのうち損失が出た時にナンピンもするようになってしまいました。
今思えば、FXトレードをしていたというよりも博打を楽しんでいたようです。
ポジションを持つ根拠なんてものは全く無く、とにかくポ四六時中ポジを持っていて、損益をチェックしていました。
こうなってしまうと行き着くところまで行かないと終わりが来ません。
ギャンブル依存症と同じですね。
翌年の2008年、ご存じリーマンショックがやってきて僕の資産は600万円失ってしまいました^^;
リーマンショックの暴落時もトイレにこもって必死にナンピンやってました(笑)
いつもなら反転して利益になっていたのですが、さすがにリーマンショックの暴落には耐えられずに爆死してしまいました!
僕の事例は極端ですが、兼業でやってると多かれ少なかれ
仕事中にチャートが気になるという事はあると思います。
でも、トレード依存になってしまうと、長期的に収益を上げていくのはまず無理です。
トレードで一番大事な「待つ」事ができなくなってしまうからです。
FXに限らずオプションもあまり根詰めてやらずに、隙間時間にやって
本業を一生懸命やった方が良い結果が出ます。
僕が専業になって改めてそう思いました。専業でやると下手に時間があるため、
トレードに意識が行きすぎて気持ちが不安定になりますので(笑)
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