この記事では、多くの相場参加者はプロの「カモ」になってしまう
というお話をしようと思います。
いきなりちょっと過酷な話題となってしまいましたが、相場に参加しているとついついこの事実を忘れてしまいます。
このあたりの話を動画にもまとめましたので、ぜひご覧ください!
相場に参加するにあたって絶対に忘れてはならない事は、
相場は「リアルなお金の奪い合い」という事です。
しかも、プロも初心者も同じ土俵に立っての奪い合いです。
スポーツであれば、ボクシングの階級や、野球であればプロ同士の戦いなど、
一方的にならないような配慮がありますが、
相場に関しては、そういったハンデは一切ありません。
従って全くの初心者もプロと同じ土俵で戦わなくてはいけないのです。
これが初心者の99%は資金をすべて失ってしまうという理由です。
PCの前に座ってチャートを眺めていると、ついついチャートのテクニカルな部分に気が行ってしまい、
「ボリバンの2σにタッチしたから売りかな」などと考えてしまいがちですが、
プロと一緒になってのお金の奪い合いである以上、そのような方法で勝ち続けられるわけではないのです。
つまり、初心者にとって非常にとっつきやすいチャートのテクニカル指標は、役に立たないといってもいいかと思います。
なぜそれでもテクニカル指標が無くならないのかというと、
やはり初心者を中心に一定の需要があるからだと思います。
相場に参加している個人投資家はやはり「分かりやすさ」を求めてしまいます。
相場の本質である「大衆の逆を行く思考」と言われてもピンとこないのが実情です。
分かりやすさを求めるとそれだけ、勝ちにくくなるのも事実です。
相場が分かりやすい理論で説明できるなら、みんなそれを真似して大儲けですから、それはあり得ないのはお分かりかと思います。
相場で儲けているプロは、「どうすれば個人投資家を損失に追い込めるか?」を考えて売買していますので、
そこに分かりやすいテクニカル指標はありません。
ただ単に、個人投資家の損切を誘発させ、自分の利益に変える事しか考えていません。
つまり、単調直入に言ってしまうと、何も考えずに売買してしまうとカモになってしまうという事です。
そうならないためには、やはり大衆がどう考えてどんなポジションを持っているのか?
というのは常に考えている必要はあります。
言葉で書くと非常に難しいのですが、そのあたりをチャートを使って動画では分かりやすく説明していますので、
大衆の逆を行く心理についてもっと具体的に知りたい方は、動画をご覧ください!
特に相場が大きく動いている時は、大きな資金をもつプロたちが意図的に動かしている事が多いです。
特に暴落時は、「これでもか」というくらい売り仕掛けをして、個人投資家を損失に追いやります。
それだけ相場での売買は、シビアという事です。
相場を張っている以上はこのあたりの事実を忘れないようにして、プロたちにカモられないように僕も気を付けたいと思います!
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