最新相場予想(4月27日~5月1日)。原油大暴落が意味する事

原油大暴落 今週のオプション戦略

この記事は、4月27日~5月1日の最新相場予想を書いていきたいと思います。
以下の動画では、「原油大暴落」をメインテーマに相場予想をしています。
17分の大作、是非ご覧ください(笑)

先週は何といっても、原油先物価格がマイナスに沈んだニュースが衝撃的でした!
リアルタイムでは見ていなかったのですが、翌朝ニュースを見てびっくりしましたね。
で、このニュースを見て何を思ったのかといいますと、
やっぱりコロナが実体経済に与えている影響は、とんでもない事になっているんだなという事です。

株価は中央銀行の買い支えによって何とか底割れを回避していますが、
あくまでも買い支えられているのであって、実体経済を表していません。
でも、原油は需要と供給によって値段が決まるので、
実体経済に近い状況を表していると考えられます。

まぁ単刀直入に言うと、株価はインチキによって支えられていると言えますね(笑)
原油はそういったインチキが無いとは言えませんが、
株価よりは実体経済を表しているのかなと思っています。

株価は購入しても電子データ上に記録として残るだけですが、
原油は購入すると現物を引き取らなくてはいけませんからね。

原油価格がより実体経済を表しているという仮説が成り立つなら、
恐らく株価もいずれ悲惨な実体経済に追随することになるのでは?と考えます。
今は、かなり悪い経済指標が発表されても株価は無反応ですが、
そのうち悪い材料に反応するようになり、株価も大きく下落するのではと思います。

ただ、株価の動きを予想することはメチャクチャ難しいんですよ^^;
将来的に暴落が起こる事が確実でも、「いつ起こるのか」が全く分からないんです。
まぁ、もし分かったとしたらとんでもない大金持ちになれますからね!
全財産を投じて売りポジションを持っておけば、とんでもないお金が入ってきます。

現実的な話をすると、いる起こるか分からない以上、
そこを一生懸命考えても仕方ないので、「起こってから」行動すればいいんですね。
これは、僕がずっとお話ししてきた、「暴落からのプット売り」です。

ボラティリティは、ピーク時から比べるとかなり下がってきました。
VIX指数は、一時90近い値を示していましたが、今は35です。
平常時と比べるとまだ高いですが、大混乱の状態からはかなり相場は落ち着いています。

という事は、また大暴落が起こるとみんなが慌てるという事です。
慌てるという事は、ボラが上がってまたプット売りに有利な環境になるってことです!

その時までは、あまり無理しないように相場に臨みたいと思います。

今週の相場で、原油以外で話題になりそうなことといえば、
「日銀の金融政策決定会合」が27日(月)にあります。
この件に関しては、先週木曜日に以下の内容がリークされていました。
「27日の金融会合で無制限の国債購入やCP・社債の購入額倍増などの追加の金融緩和を検討」

ついに日銀もFRBにならって無制限の資産購入を始めるようです。
ただこの内容がリークされた時は一時的に日経先物も急上昇しましたが、
それも数時間の賞味期限でまたもとの位置に戻ってしまいました。。。

27日の日銀会合で上記の内容が決定されたとしても、事前にリークされている以上それほど大きな動きにならないと見ています。

また、29日には、アメリカのGDP(1月~3月期)の速報値が発表されます。
これもコロナが経済に与える影響を見るうえでは非常に重要な指標なのですが、
ここ最近は、かなり悪い経済指標が出ても株価は無反応なので、よっぽど悪い数値が出ない限りは、それほど影響がないように思います。
ちなみに事前予想では、マイナス3.7%とかなり悪い結果が出る見込みです。

という事で今週は、なんだかんだ言いながら先週の流れを引き継いで、
ジワジワ上がって行く展開を予想します。
大暴落が起こる恐怖はありますが、いつ起こるか分からないので、起こってから考えるのが良いでしょう。
くれぐれも暴落が起こってから慌てる事の無いよう、ポジション量には気を付けたいところです。

それでは今週も毎日、ブログ記事とyoutubeを更新していきますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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