オプション取引にかかる手数料。あなたは軽視していませんか?

オプション取引に占める手数料は大きい
統計データを利用しよう

あなたはオプション取引における手数料が、
利益に多大な影響を与えることを意識したことはありますか?
僕は正直、全くと言っていいほど意識していませんでした(汗)
そこで、手数料が自分の利益をどれくらい圧迫しているのか
自分で計算してみたんですがかなり驚きでした!
手数料は予想以上に高いコストである
これが今の僕の正直な考えです

12月1日のオプション取引にはどれくらいの勝率が必要?の記事で
僕のトレードの場合、95%の勝率があれば
100回のトレードで50万円近くの利益になると書きました。
それを示すのが以下の表の赤字部分です。

 

ただ、この計算では、一番重要な手数料が入っていませんでした。
という事で、手数料を考慮して再計算しました。
手数料は、僕が使っているSBI証券の値(売買代金の0.216%,最低手数料216円)
を使用しています。

手数料を加味した結果が以下の表です。

赤枠で囲った部分が手数料を加味した最終利益と、
手数料が利益に占める割合をパーセントで示したものです。
100回トレードをすると手数料は43,200円にもなってしまいます。
(216円×2×100=43,200円)

勝率95%で47.5万円の利益が、
手数料を加味すると43万円程度になってしまうんです。
利益に占める手数料の割合は何と10%近くにもなっています!
しかもこれは非常にうまくいった場合です。
勝率92%の場合は、手数料が30%近くも占めてしまいます。
自分が稼いだ金額の3割が手数料ってすごくないですか?

これが赤字になった場合はもっと悲惨で、
取引の損失が手数料によってさらに上積みされることになります。

正直これを計算したときは衝撃でしたね^^;
「自分はどれだけ手数料を軽視していたんだろう」って思いました。

今回の計算はトレード回数を100回という事にしていますが、
無駄なトレードをしてしまって、回数が200回300回となると、
手数料は、86,400円129,600円と劇的に増えていきます。

この手数料の金額を見ると、トレード回数を増やして
少額の利益を積み重ねていくトレード(いわゆるスキャルピング)が
いかに効率が悪いかがわかると思います。
恐らく出した利益の8割から9割は手数料で持っていかれると思います。推定ですが。

という事で、この手数料の計算から得られた教訓は、
無駄なトレードをしないという事です。
無駄なトレードをすればするほど、手数料が利益を圧迫する事になりますから。
ドンドン苦しくなっていきます。

それよりは、勝率の高いトレードチャンスが来るまで
じっと待った方が利益を上げられますし、トレード回数も減らして手数料を節約できると思います。

 

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