安易な空売りは危険。悪材料で株価は下がるとは限らない

株価の悪材料 相場の長期見通し

悪材料で株価は下げる、好材料で株価は上がる。
凄く当たり前の事を書いていますが(笑)
ただ分かり切った材料では、株価は素直に動かない事が多いです。

例えば消費税の増税です。
これは明らかに株価にとって悪材料です。誰が見ても株価が上がる要素なんてありません。
でも実際の株価はご存じの通り10月の消費増税後も、上昇一直線です(^^)/
10月の1か月間で日経は2000円超上昇しました!

消費増税がほぼ決まった9月下旬に、
「消費増税も10%になりそうだし、空売りでも入れて儲けよう!」
こんな感じ空売りを入れてしまったら、
踏みあげられてしまったでしょう。

以下の表は、信用買い残と売り残の一覧です。
明らかに消費増税前の9月下旬に売り残が増えています。

後は、12月下旬にも売り残が増えています。
これはおそらく2018年末のクリスマス暴落の記憶がまだ新しいので、
暴落を予想して売りを入れたんだと思います。
結構マスコミでもニュースになっていましたので、
ここでも安易に空売りを入れてしまった方が多いと思われます。
で、この売りも踏みあげられてしまっています。

このように分かりやすい材料で安易に売りを入れると、
機関投資家の格好の餌食になってしまいます。
売りが踏みあげられて、泣く泣く損切りする行為がさらに買いを加速させますので、
さらに踏み上げ相場が強まり、
それがさらに損切りの買いを促進する。
という株高の連鎖が起きます。

なので、分かり切った材料での安易な売りはお勧めしませんし、
そもそも「売り」でも「買い」でも両方で利益を上げるというのは、
相当の難易度だと思います。

で、この事実からどうやって自分のトレードに活かしていくかを考えます。
同じことが起きそうなのは、「オリンピック不況」です。
これも盛んにマスコミでも話題にされていますし、
経済アナリストなんかも警鐘を鳴らしています。
つまりは「分かり切った悪材料」です(笑)

ここで
「そっかー、オリンピックが終わると景気やばいよね。空売り入れとこう!」
なんてやってしまうと、消費税と同じことが起こるかもしれません^^;

なので、僕の今のところの見通しは、
オリンピックが終わって素直に株が下げる事は無いと思います。
恐らくはオリンピックが始まる頃から空売りが出始めて、
オリンピックが終わったら、その空売りの損切をエネルギーに相場は上昇していくとみています。

したがって僕はオリンピックが終わってもしばらくは買い目線で行くつもりです。

当たるか外れるかはわかりませんが、とりあえずはそんな見通しを立てています。

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オプマニ
うつ病で会社をクビになった40代男性です(既婚) 自由に働けない身の中で、投資で経済的自立を図るも、株とFXで大失敗! そんな中オプション取引を知り、その面白さにハマる。 100万円の自己資金を用意し、何とかオプション取引で自立を図るまでの日々の記録をつづります。