「人間は追い込まれた時に本性が出る」はトレードにも当てはまる

冷静さを欠くとトレードは失敗する
マインド

夜に入ってからは、日経先物も落ち着いてきましたね。
為替も小動きですし、ボラティリティも下がってきて
売りを保持している僕にとっては良い展開です。

いやーしかし日中はドキドキの展開でした。
トレーダーにとってはこのドキドキ感がたまらないっていう人も多いですが、
トレードにはあまりいい影響を与えないんですよね。

人間はドキドキしてくると目先のことしか考えられなくなります。
これは太古の昔から備わっている人間の本能です。

例えば、ヒトが狩りの生活をしていた頃、
外で猛獣に出くわしたとします。
ここで人はこの場を何とか切り抜けようと必死で考えますよね。
例えば、近くにある石を投げつけて、ひるんだスキに逃げようとか。
絶対に「明日の狩りは、イノシシが出やすいあの場所へ行こう!」
なんて考えません(笑)
つまり、人は追い込まれるとこの場を何とかしようと短期的な視点になるんです。
長期的な視点は一切なくなります。

これはトレードにも当てはまります。
ドンドン損失が膨らんでいく口座の数字を見ていると、
短期的な視点となり、何とかこの場を切り抜けようとします。
例えば、ナンピンなんてのは代表的な例ですね。
逆行したら、ひたすらナンピンして何とか損を取り返そうとします。

冷静に考えると(長期的な視点に立つと)損が出たポジションは
あっさりあきらめて損切りして、次に備えた方がよっぽど良いですよね。

でも、人間は追い込まれてドキドキすると
そんなこと考えられなくなってしまうんです。

 

ここで偉そうに言っている僕も、ナンピン病にかなり悩まされてきました。
FXをやっていた頃、逆行するとひたすらナンピンして無理やり損を何とかしてました(笑)
大抵うまくいくんですよね。このナンピン作戦。
でも、大きなトレンドが出た時に死にます。
たった1回の負けで全てを吹き飛ばしてしまいます。

でも、ナンピンする理屈がわかって、逆行してナンピンしたくなってもこらえることができました。
この克服した方法は別の機会に書こうかと思いますが、
とにかくナンピン病は克服できました!

今日の逆行もドキドキしましたが、ナンピンしようという発想にはならなかったですよ。

 

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