スプレッドポジションで最大損失になる条件を具体的に検討してみた

スプレッドポジションの最大損失となる条件
相場の検証

今日の日経平均は、終日弱い展開となりました。
長期足で見るとだんだんとボラが低下して
膠着状態となってきています。
コール売りが利食いとなりましたので、
今夜の相場展開によっては、新たに1枚売るかもしれません。
今日も相場に関しては特に書くべき内容も無いため、
引き続きスプレッドポジションについて
検討した結果を書いていきたいと思います。

僕が今持っている、プットのスプレッドポジションは
以下の通りです。

  • 4P19500 売 @65円
  • 4P19125 買 @45円

何度も書いておりくどいと思いますが、この合成ポジションは、
最大利益は20,000円
最大損失は355,000円
となります。
今日は、最大損失になるのは、
どんな条件の時なのかについて調べてみました。

一番簡単な条件としては、
19125円を下回った状態(IN)でSQ清算となる場合です。
この時は、最大損失355,000円となります。
ただ、一般的にINしたままSQ清算となる時って
そうそう無いんじゃないかと思います。

そこで、SQ前にINした場合、
損益はどうなるか調べてみました。

上の図は、僕が持っているプットのスプレッドポジションの
3月31日時点の予想損益図です。
(SBI証券のツールを使用しています)
これを見ると、3月31日に19125円に到達したときの
予想される損失は約18万円です。

 

さらに上の図は、SQ1日前(4月12日)の損益図です。
この図からSQ1日前に19125円に到達したとしても
損失は25万円です。

つまりこれらの検討から何が分かるのかというと、
INした状態でSQまでほったらかしにしない限り、
最大損失にはほぼならないという事です。

「ほぼ」と書いたのは、
SQ前でも19125円を大きく下回る状態(ディープ・イン・ザ・マネー)
では最大損失になりえます。
ただこれは、大地震など天変地異が起こらない限り
ありえないと思います。
逆に言うと、スプレッドポジションは
天変地異など大災害が起こった時のための
保険とも言えます。

それ以外は、INする前に損切りしてしまうと思いますので、
実際に最大損失になるのはほぼありえないと結論付けました。

実際、今僕のポジションは逆行していますが、
含み損の増え方が、ネイキッドと比べてかなり遅いです。
これなら、相場の急変動に対して恐怖で損切りしてしまう人でも
ある程度冷静でいられるのではないでしょうか。

 

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