相場は敗者から勝者へお金が移動するだけ。では敗者と勝者の違いは?

勝者は敗者の恐怖を利用する
日々の取引

今日の日経平均は、
高値と安値を切り下げる弱い展開となりました。
下げの展開となりプット売りにはやや不利な展開となりましたが、
ポジションは順調に利を伸ばしており、
今日だけで6万円ほどの利食いとなりました。
そして、現在の含み益も9万円ほど残っており、
SQまでには、しっかり利食いできると信じています^^

今日の相場で感じたことは、
大きく株価が下げてボラが上昇して時に売ったプットは、
その後、多少逆行しても利益になるという事です。
SQまであと4営業日であり、
権利行使価格が現在の株価から遠く離れていることもあり、
タイムディケイの影響がかなり大きくなっています。

急落時にプットを売るという事は、
買いポジションを持つという事なので多少の怖さがあります。
でも、その怖さを超えたからこそ
このような有利なポジションが取れたとも言えます。

多くの人は、恐怖で損切りした経験があるかと思います。
僕も何度もありました(笑)
その時の事を、よくよく思い出してほしいのですが、
とにかく大きな含み損を抱えてしまったポジションを
すぐにでも解消したい気持ちになって、
慌てて注文を出していませんでしたか?

そんな時、人間は冷静な判断ができませんから、
早く処分したい気持ちが強く、成行で注文を出します。
指値を出したとしても、現在値のすぐ近くで
なるべく早く注文が約定する位置にしているかと思います。

これを逆手に取って考えると、大衆の恐怖を冷静に見つめられる人は、
非常に有利なポジションを取ることができます。
恐怖でバンバン成行で損切り注文が出ているので、
反対側の買い手は、
遠いところに指値を出しておいても、
注文が通ってしまうんですね!

現に僕はその現象に出くわしました。
板が非常に薄くなっているので、
価格が目まぐるしく飛んでいるんです。
2月の暴落時には、ここは約定しないだろーという価格でも
一瞬で約定しましたから(笑)

つまり、暴落でボラが跳ね上がって
オプション価格が上がるため、
これだけでも有利なポジションが取れるのに、
薄い板で恐怖の投げ売りが出た場合は、
さらに有利な価格でポジションを持つことができます。

相場はゼロサムのゲームなので、
結局、負け組から勝ち組へお金が移動するだけです。
で、負け組になってしまうのは、
恐怖に支配される側です。
そして勝者は、敗者の恐怖を利用する人です。
これは、もう100年以上前からずっと変わっていません。
相場の本質だと思います。

チャートの向こう側の大衆が、恐怖を感じているのか、
それとも安心しているのか、
これが何となく感じられるようになると、
有利なポジションを持てるようになると思います。

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