「ネイキッド売りは危険」と言われるが本当にそうなのか?

ネイキッド売りは危険
日々の取引

今日の日経平均も上昇しました。
これで1月限に関してはほぼ安全なポジションとなりました。
明後日のSQまでに18750円以上で90万円の利益となります。
2月限に関しては、現時点で含み益が17万円程度で、
もし仮に2月SQ(2月8日)までに18000円以上となれば、
30万円の利益となります。
したがって、全てのポジションが利益となると、
1月限、2月限合わせて120万円の利益を予定しています。

2月限のポジションは以下の表のとおりです。

 

1月限と比べてかなりポジション量は少なくなっています。
1月限はちょっとポジションを多く取り過ぎたという事で反省材料です。

2月限のポジションに関しては、
17500円、17750円、18000円の3ポジションに関しては、
買いを入れてクレジットスプレッドとしています。
16000円以下のプット売りに関しては、
インザマネーになる確率が低いと判断し、
ネイキッド売りで利益を最大化する作戦となっています。

現時点で2月SQまでに16000円以下となる確率は、
1%以下となっており、安全圏と判断しています。

僕は、どんなポジションもネイキッド売りするわけでは無く、
インザマネーになる確率を計算して、
安全圏と判断した場合のみ行っています。

なので、ボラが低い時というのは、
安全圏と判断できるポジションのプレミアムが5円以下だったりしますので、
ネイキッド売りはやりません。

でも、ボラが急上昇した時というのは、
安全圏と判断できるポジションのプレミアムが
50円以上(時には100円以上)となりますので、
そんな時は積極的にネイキッド売りします。

安全圏と判断できる確率とはどれくらいなのか?
と言いますと、
それは時と場合によるのですが、
2%以下だったり、時には0.5%以下だったりします。

ボラが極端に上がった時というのは、
過去インザマネーになった確率が0.5%でも
プレミアムが100円以上つくこともあります。
つまり、過去30年間(リーマンショックや東日本大震災も含みます)
ほとんど到達したことのない価格帯でも、
100円以上の値が付くという事です。
ここを売れるというのは、
かなり優位なポジションを取れるのではないでしょうか?

ただ、過去に事例がほとんどないからと言って、
証拠金をフルに使ってネイキッド売りしても良いというわけではないです。
暴落時というのは、証拠金が跳ね上がりますし、
プレミアムも一時的に200円、300円になったりしますので、
やはりそれに耐えうるだけの十分な証拠金の余裕が必要となりますね。

「ネイキッド売りは危険」という言葉だけが独り歩きしてますが、
それはボラが低い時のネイキッド売りでやられるのであって、
ネイキッド売りをする条件をしっかり厳選すれば、
言われているほど危険ではないと思っています。

【期間限定】3本の動画+αで学ぶ初心者向けオプション講座!

無料オプトレ講座