ジワジワと上昇する「茹でガエル相場」は恐怖を感じにくく厄介

茹でガエル相場
日々の取引

最近の日経平均は、
売り方にとっては非常に苦しい展開となっています。
このジワジワ上昇する相場というのも、
人間の心理をもてあそびますね(笑)
下落相場は、下がるスピードが速いので
恐怖で損切りする場合が多いのですが、
ゆっくり上昇する相場というのは、
恐怖を感じにくい分、さらに厄介な相場と言えます。

含み損を抱えた時、まず人間の心理として、
「損を確定させたくない」となります。
特に、ゆっくり上昇する相場というのは、
考える時間がある分、やっかいです。

「損を確定させたくない」という心理が、
「そのうち反転するだろう」という楽観的な思考を生みます。

相場というのは大体思い通りにいかないもので、
そんな時はさらに上昇していきます。

でも、上昇がゆっくりなので、
さらに下がる理由を考えてしまいます。
「これだけ上昇したんだから、もうそろそろ下がるだろう」
「今は買われすぎ水準だから、絶対に下がるはず!」
明らかな上昇相場でも、
下がる理由なんでいくらでも見つかります(笑)

相場というのは、「売り方」と「買い方」の戦いです。
今の相場は、「売り方」が非常に苦しい事を「買い方」は
当然知っていますから、
さらに買って売り方を苦しめようとします。

ジワジワと土俵際まで追い詰められ、
売り方が「もうだめだ!!」と一斉に投げた後、
相場はスルスルと下がっていくもなんです^^;
売り方が一斉に投げたポイントでは、
バイイングクライマックスで相場が急上昇することが多いです。
そうやって、派手な花火が打ちあがった後、
買い方は利益確定し相場は下がっていくという流れです。
必ずこのような動きになるというわけではなく、
あくまで一般論ですが、
追い込まれている人間が「動いてほしくない」方向に
相場は動いていくものですから、
あながちウソではないと思います。

今日の時点での日足チャートを見ると、
ここ1か月間ほぼ一方的な上昇です。
しかも、それほど急上昇っていうわけでもなく、
ジワジワとした上昇です。
これが売り方にとっては、茹でガエル状態となります。

これは、プット売りと比べて、耐える時間が長い分、
損失額としてはかなり大きくなる場合もあります。
人によってはプット売りより、
コール売りの方が損失額が大きくなる場合もあります。

結局最後は、「もう耐えられない!!」って感じで
「恐怖」で損切りする事には変わりないのですが、
プット売りと比べて、恐怖を感じるまでの時間が長い分、
「気づいたらこんなに損失が増えていた!」
といった感じで、損害が大きくなることもあります。

僕の場合は、スプレッドを組んでおり
更に、先物ミニの買いでヘッジしているので、
含み損としては、それほど大きくなっていません(▲4万円ほど)。

ただ、GW中は相場が休みの日が多いので、
その間にビックイベントで値が飛ぶのも嫌ですので、
一部のポジションを損切りしてしまおうかと思っています。

最後にこのブログに関するご連絡です。
GW中は更新をお休みさせていただきますm(_ _)m
明日の4/27は更新しますが、
4/28~5/6は、申し訳ありませんがお休みさせていただきます。
もしかしたら、毎日は無理でも、不定期で更新できるかもしれませんが、
ちょっとお約束はできない状況です。

毎日見て頂く方も増えてきており、
「お問い合わせ」からコメントいただくことも増えてきた中、
大変申し訳ありませんが、よろしくお願いしますm(_ _)m

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