相場に対する期待が裏切られた時、怒りは相場に向かい感情が暴走する

怒りで冷静さを失う
マインド

今日の日経は、一転して大きく戻しましたね。
昨日の記事で書いたように、
ある程度の戻りは想定していたのですが、
思った以上の戻しで、少し驚いています。
まぁ、ただ今のところ米中貿易摩擦は、
プロレス的な要素が強いので、いったんは戻すでしょうね。
問題はこの後ですが、正直分かりません(笑)
といいますか、僕は相場に「上がってほしい」や「下がってほしい」
などという「期待」はしないようにしています。
今まで、この「期待感」で何度も痛い目を見てきたからです。

相場において、「期待感」はかなりトレードの邪魔になると感じています。
期待とは、「思い通りに動いてほしい」という欲求であり、
期待が裏切られると「怒り」という感情に変わります。

特に自分のメンタルに見合わない
大きなポジションを持ってしまった時に
相場に対する「期待感」は強くなります。

「頼むから、今だけ上がってくれ~」
という期待は持ったことはあるかと思います。

そして、その強い期待が裏切られた時、
怒りは相場に向けられます。

「なんで下げたんだよ!ふざけんな!」みたいに(笑)

大きなポジションを持った時は、失う金額も大きいので、
それだけ大きな怒りが湧いてきます。

この「怒り」が冷静さを失い、
例えば、「取り返してやろう!」などと博打トレードに走ってしまい、
さらに大きな損失となってしまいます。

それでは、相場に対する期待感が思い通りになった時はどうでしょう?

実は、これはこれでメンタルに悪影響を与えてしまいます。

つまり
「やったー!」とか「俺ってすごい!!」
といった感情は、これまた冷静さを失っていきます。

人間の脳みそは、期待が実現した時の満足感を強く覚えてしまいます。
一度強く刻み込まれた快感は、そう簡単には忘れられません。
これが、トレードにどう影響を及ぼすのかといいますと、
快感を得るためにトレードをやる
事になってしまいます。

本来であれば、相場で勝つためには、
冷静な相場分析が必要になってきますが、
快感を得たいがためにトレードをするという事は、
本来であればトレードしてはいけない場面で
トレードをしてしまうという事です。

ここに書いた事は、全て僕の経験から来ています。
相場に期待を持って臨んでいた頃は、
勝てばガッツポーズ、負ければマウスを机にたたきつける
なんてこともやってました。
完全な情緒不安定ですよね(笑)
傍から見たら、かなり引かれるような事をしてました^^;

こんなに感情をあらわにしていたら、
勝てるわけないですよね。。。。

という事で、今では相場に期待はほとんどしなくなりました。
期待感を完全にゼロにすることは難しいですが、
かなり減らすことができるようになりました。

結局、相場をコントロールすることは不可能なので、
「期待してもムダ」という事が腑に落ちれば、
次第に期待はしなくなるのかなと思います。

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