初心者は気になる?オプションの資金量はどれくらい必要?

オプションに必要な資金量 オプショントレードの基礎(初心者向け)

この記事では、オプション取引(売り戦略)を始めるのに必要な資金について書いてみようと思います。
オプションは、FXと比べると多くの資金が必要となります。
なぜ多くの資金が必要なのかについて、以下の動画で簡潔にまとめました。

最初に必要となる資金は、
FXだと10万円位でも始められます。場合によっては数万円でもOKです。
でも、オプションの売り戦略をやろうとすると、
最低でも100万円は必要になってきます。
ただこれば最低の金額なので、できれば200万円あると有利に進められます。

これは、オプションに限ったことではないのですが、
投資は単純に資金量の多い人が強いです。これは資本主義の世界で生きている以上、仕方のない事です。
なので、オプションにおいても資金量の多い人が強いわけで、
100万円だとそれだけ不利な戦いを強いられることは間違いありません。

オプションがFXと比べて資金が必要なのは、
単純に必要な証拠金が多いというのあります。
暴落した時にプットを売ろうとすると、かなり有利なポジションを取れるのですが、
必要な証拠金も大きくなります。
これは、FXにはない概念ですが、
相場の状況によってオプションの証拠金は増加するのです。

ただ、それ以上に大きな理由としては、
暴落した時に最もチャンスが訪れるからです。
暴落した時に資金に余裕を持たせておくために、ある程度の資金量は必要となります。
常にギリギリの資金量で勝負していたら、
いざ暴落が起きてチャンスとなった時に、資金が足りません^^;

暴落の時だけ勝負するというのもありですが、
いざ暴落が起こると、ピンポイントで底を当てるのは至難の業です。
なので、ある程度はナンピンで買い下がるか、
ポジションは逆行しても耐えられるだけの資金量は必要です。

FXの場合だと思惑と逆の方向に行ったら、損切りすればいいのですが、
オプションにおいては、損切りというのは最後の手段になります。
なぜなら、暴落が起こった時が、ポジションを持つ最大のチャンスだからです。

従って暴落が起こったからといって毎回損切りしていては、
稼げる行動とは全く逆の事をしているわけで、それではなかなか収益を上げることはできません。

なので、オプションの場合は、
暴落が起こったとしても損切りしなくていいように
かなり資金に余裕を持たせておく必要があります。

確かに資金量が20万円でも売りポジションを持つことは可能です。
でも、暴落が起こったら損切りせざるを得ませんし、
チャンスの時に一気にポジションを増すこともできません。
つまり、資金が少ないと戦略の幅はかなり狭まってしまうのです。

資金があったとしても平常時は、資金の10分の1くらいしかポジションを持ちません。
それだけ余裕を持たせることによって、はじめて暴落時に冷静に判断し、
ポジションを取れると思います。

また、どんな時も耐えまくれば良いのかというとそうでもなくて、
やはりどんなことがあっても最終的には自分の資金を守らなくてはいけませんから、
そこは自分の判断で損切りすることもあります。

確かに暴落は最大のチャンスですが、
それ以上に自分の資金は大切ですので、最後は損切りという判断もあると思います。
(全てにおいて、どんな時も耐えるわけでは無いです)

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