今月僕は大きな損失を出してしまいましたが、
これはまさしく「相場は”少数決”で決まる」
という事実を思い出させてくれました!
我々は子供の頃から、
物事は多数決で決まることが多かったので、
知らず知らずのうちにそういった考え方が身についてしまっていますが、
相場に関しては全く当てはまらないと思っています。
ここ最近は、多くのアナリストが景気減速を指摘してましたし、
GWも近いという事で、買いを推奨している人はかなり少なかったように思います。
実際、個人投資家の買い残は数年ぶりの少なさですし、
売り残は高水準に積みあがっているようです。
つまり、多くの個人投資家は「売り」にポジションを傾けていたのですが、
相場はそんなことお構いなしに上昇していきました。
つまりは、大多数の人が下だと思っても相場はその方向には動かないという事です。
相場は、プレイヤーの数ではなく、資金量によって決まるので、
資金量の少ない個人投資家のほとんどが下だと思っても、
大きな資金量を握っている機関(外資など)が買いで参入すれば、
相場は上がることが多いという事です。
ここ最近の雰囲気として、
アメリカ株が上がり過ぎだ!
GWの暴落に注意せよ!
みたいな雰囲気が出てきており、何となく買いを手控えたくなりました。
しかも上がり過ぎと言われれば、何となく売りたくもなります(笑)
そういった感情が、
買い残の少なさや、売り残の積み上がりに
なってたのかなと思っています。
なので、今回得られた教訓は、
経済アナリストの意見や、
相場参加者(個人投資家)の意見なんてものは
どうでも良いという事ですね(笑)
むしろ逆に利用するくらいがちょうどいいかもしれません。
みんなが売っている時に買うのが稼いでいる投資家ですからね。
今回は、僕も大衆の意見に乗っかってしまい痛い目にあいましたが、
相場は少数決で決まるという事をもう一度肝に銘じたいと思います。
残念ながら個人投資家のほとんどは、相場に資金を吸い上げられていますから、
大衆がどう思っているのかではなく、
大衆とは逆を行く、
そしてプロの投資家は
どうやって個人投資家からお金を巻き上げようとしているのかを
よくよく考える必要がるのかなと思います。
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