トレードで必ず結果を出すトレード日記の書き方

自分の欠点を知る 取引ルール

この記事では「稼げるようになるトレード日記のつけ方」について書こうと思います。
ところでみなさん、トレード日記はしっかり付けていますか??

トレード日記の重要性は分かっているつもりでも、
トレード日記を書くのが面倒、トレード日記を書いても本当に稼げるのか分からない
といった理由で書くのをやめてしまった人も多いかと思います。

実際トレード日記を付けたからといってすぐに結果が出るわけではありません。
人によって違いは出ますが、少なくても1年間、2年間は書き続けないと意味が無いと思っています。

なぜトレード日記を書く必要があるのか?

自分を知る

そもそもなぜトレード日記を書くのかと言いますと、
「自分自身を知るため」です。
自分の事は自分が一番わかっているよ!と思うかもしれませんが、
自分の事を一番わかっていないのが自分なんです。

「人の振り見て我が振り直せ」とありますが、
他人の欠点はすぐに目につきますが、
自分の欠点に関して驚くほど鈍感なのが人間なのです。

そしてトレード日記は自分の欠点を知るために書くのです。

完璧な人間はいませんし誰でも欠点は持っているものです。
そしてトレードのように「お金」が絡んでくるとその欠点はもろに出てきます。
トレードで稼げない原因の多くは、トレードでその人の欠点が出てしまうからです。

トレードスキルが足りないとか、相場環境が悪かったとか、
考えられる理由は様々ありますが、一番の理由はその人の「欠点」によるものなのです。

そのことを僕の事例で考えてみましょう。

欠点が出るとなぜ稼げないのか?

自分の欠点

僕は「嫌な事を後回しにする」という欠点があります。
それがトレードで出てしまう事でいつも負けパターンにはまっていました。
具体的には「損切りができない」という事です。

損を確定するというのはトレードをしている以上最も避けたい事です。
僕も損切りは今でもできればやりたくないですが、当時はもう極端に嫌ってましたね!
損切りするという事は「自分が間違っていた」という事を突き付けられていると感じ、
納得がいかなかったですね。
「何でこんなに頑張ったのに損切りになってしまうんだ!認められない!」って感じです(笑)
なので、いつもここぞという時に損切りができませんでした。

頑張って相場予想をした時は、すごく思い入れが強くて
相場が逆に行った時は、ますます損切りができなくなってしまいました。

ただ一度損切りができなくても、ナンピンしてしまえば大抵は元に戻って利益で終われることが多いんですよね。
そんな間違った成功体験も僕を損切りから遠ざけてしまいました。
こうやって損切りという嫌な事を後回しにしたトレードをずっと続けていたのです。

でも僕は「損切りができない」という事が、自分の性格からきているという事が全く分かりませんでした。
自分はトレードの才能が無いんだとばかり思っていました。
何度も何度も同じ間違いを犯す自分に嫌気がしたこともあります^^;

でも、トレード日記のつけ方をトレードの先生から教わって
しばらくつけてみたら、損切りができないという事は、自分の性格(欠点)からきている事が良く分かりました。

もしトレード日記を付けずにトレードしていたら、
損切りできない理由が自分の性格からきているなんて夢にも思わずずっと悩み続けていたと思います。
「今度こそ絶対に損切りする!!」と心から誓っても、しばらくすると熱い思いというのは冷めてしまっているので
また損切りできないトレーダーに逆戻りしてしまうのです。

やはり40年生きてきて形成された性格というのは、
チョット気合を入れて誓ったくらいでは簡単には治りません(笑)

ちょっとトレードの勉強をしたり、チャートパターンを覚えただけでは、
トレードで稼げないのは、自分の欠点がトレードに及ぼす影響があまりにも強いからなんです。

それでは、僕が損切りがニガテなのをトレード日記でどうやって克服したのかを説明したいと思います。
以下の動画でも説明していますので、概要をサラッと理解したい方はご覧ください

自分の負けパターンを知り、トレードを修正する

トレード日記というと、ポジションを持った日時や数量、利益の金額などを書くと思いますが、
それだけでは不十分なのです。
僕が書くトレード日記には以下の項目は絶対に入れます。

トレード日記に必ず入れる項目
・トレードの根拠
・ミス、失敗の内容と発動条件
・次回の対応策

つまり、トレード日記を書くことによって、自分の負けパターンを知るのです。
自分はどんな時にトレードでミスをしてしまうのか?
そのデータを蓄積していく事になります。

トレードスキルを向上させるというよりは、自分の性格を治していく事に重点を置きます。

このトレード日記をつけていくと、自分の負けパターンに傾向が見えるようになります。
いつでも負けパターンが発動するのではなく、ある条件を満たした時に負けパターンが発動するのです。

オプマニの負けパターン
〇相場の予想を一生懸命やって、ポジションに対する思い入れが強い時
〇損失を取り返そうとして、ポジション量を増やした時
〇月末時、あと少しで利益目標が達成できそうな時

このような状況になる時、損切りができなくなることが多いという事が分かったのです!
トレード日記を付けていなければ、絶対に分からなかったことです。
もしかしたら今でも、「今度こそ絶対に損切りする!」と気合を入れていたかもしれません(笑)

どんな状況で負けパターンが発動するかが分かれば、対策はかなり絞られてきます。

一生懸命予想して損切りができなくなるくらいなら、初めから予想をしないという選択肢もあります。
そういった意味で予想をしないオプションはとても僕に合っている事になります。

また損失を取り返そうとしてポジション量が増えて損切りができなくなるなら、
ポジション量の上限を少なくしてトレードするという選択肢も取れます。
FXであれば最初は1000通貨でやれば、損切りができないということもなくなります。

そして、月末時にあとちょっとで目標達成できそうな時に損切りができなくなるのであれば、
最初から目標を立てないという事もできます。

ざっくりと説明しましたが、ただ単に「損切りをしっかりやる!」だと
結局最後は損切りルールを破ってしまう事になりますが、
どんな時に損切りができなくなるのか、具体的なシチュエーションが分かれば
かなり対策は立てやすくなるのです。

後は日常生活レベルで、自分の欠点を治していくという事も必要となってきます。
トレードも日常生活の一部ですので、トレードの時だけ自分の欠点を押さえつけるというのは
やはり無理があるからです。

最初のうちは何とかなるかもしれませんが、これを何年も継続させるのはやはり苦痛を伴ってしまいます。
それだったら、日常生活から自分の欠点を見つめて治していく方が、
日常生活も生きやすくなりますし、当然トレードもうまくいくようになるからです。

僕の場合ですと、嫌な事は後回しにしないを日常生活でも意識して治していくという事です。
日常生活で治していくのは時間がかかりますし、僕の場合もまだまだこれからですが、頑張って行こうと思います!

トレードはチャートパターンとか、インディケーターとか、
そういった分かりやすい部分に注目が行きがちですが、
結局はその人の生き方がそのまま出るのがトレードだと思っています。

僕の場合だと、嫌な事は後回しにする性格が「損切りができない」という形で
顕在化したという事です。

人間の欠点は、普段はあまり表に出てきません。
特に会社などの人間関係ではうまく隠し通すこともできます。
でも、トレードはお金がかかっているので、その人の悪い部分が簡単に表に出てきます。
良くも悪くも、お金はその人の本性を現すと思います。
でもそれは悪い事ではなく、自分の悪い部分を教えてもらっていると考えると、
トレードは自分の生き方を矯正してくれるツールと言えると思います

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