この記事では、今週(2月25日~28日)の最新相場解説を書いていきます。
先週は何といっても、円安が大きく進んだにもかかわらず、
日経225は全く強さを感じませんでした。いや、むしろ下げていましたね(笑)
そのあたりの解説を動画にまとめました。
さらに、僕の今のポジションを公開しています。
ポジションはやや多めなので、今週はそれほどポジションを追加しない予定です。
そのあたりも解説していますので、気になる方はぜひご覧ください(^^)/
さて、日経225は重要な転換点にいるような気がします。
動画でも解説した通り円安にも関わらず、日経225は全くポジティブな反応を示していません。
一般的に円安になる時は、リスクオン時、いわゆる世界的な株高局面であることが多いのですが、
今回の円安は「悪い円安」で、「日本売り」といった感じです。
という事で、先週は、円が売られ日本株も売られるという展開になりました。
ただ円安のおかげで株価の急落は免れているという状況ですね。
日本を取り巻く経済状況は、かなり悪い状況になっています。
消費増税による景気の落ち込み(先週発表されたGDPは、マイナス6.3%(年率))、
米中貿易戦争での中国の景気落ち込み、
コロナウイルスで中国がダメージを受けているところに、日本も当事国扱いで資金が逃げている。
これでオリンピックの開催も怪しくなってきたら、どうなるのでしょう^^;
では、これだけ売り材料が取り巻いている中で、
日本株は「売り」か?
と言われると、そこまで単純じゃないのが株の難しいところです。
この状況は株価に良くない事は、誰にでも分かっている事です。
誰にでも分かっている事が、そのまま株価に反映されるのかは、また別の問題です。
今のところアメリカの株価が絶好調なのが救いです。
アメリカが好調なうちは、日本株の急落も無いと考えています。
そしてアメリカは、まだまだ利下げの余地を残しており、株価の下支えも期待できます。
とにかく今の日本株価はアメリカ頼みなので、アメリカの株価は要注目ですね!
アメリカは減税してまで景気下支えしているのに、
日本は消費税の増税ですからね、、、
日米の株価の差はますます開いていきますし、アメリカの株価上昇が止まった場合は、
日本はもっと大きな影響を受けてしまうでしょう。
そして今週の相場見通しとしては、週明けは弱く始まるのではないかと思います。
日本市場は月曜日は休場なので、月曜日夜のアメリカ市場しだいで、
火曜日の相場がどうなるかほぼ決まるでしょう。
月曜日夜、コロナウイルス関連でアメリカ株が軟調なら、日本株は大きく下落しそうです。
一方、コロナウイルス問題をよそにアメリカ株が上昇すれば、
日本株もそれほど弱くはならないでしょう。
残念ながら日本株が上昇する雰囲気はあまり感じられないのが現状です。
ただ、コロナ関連は徐々に収束していくとは見ていますので、
目先大きく売られることがあっても、結局は買いかなと思っております。
最近のコメント