トレードの失敗パターン。自分を最も知らないのは自分

欠点を認識する マインド

トレードで勝てない理由を、
多くの人が
「知識」や「テクニック」など
分かりやすい事にフォーカスしてしまいますが、
実はメンタル部分にほとんどの理由があると思っています。

人間は完璧な生き物ではありませんから
何かしら欠点を持っています。
日常生活では、その欠点をあまり表に出さないようにできますが、
トレードの場合はそういうわけにはいきません。
「お金」がかかっていますので自分の欠点がもろに出てしまいます。

人間関係だったら自分の欠点を隠すことも可能ですが、
お金が絡んでくるとやっぱりその人の本性が出てしまうんですよね^^;

あと最もたちが悪いのが、
自分の事を一番知らないのは自分
であるという事です。

なので自分の欠点って思っている以上に分かってないです。
人間って他人の欠点はずぐ目につきますが、
自分の欠点に対しては驚くほど鈍感です。

したがって、自分の欠点がどこにあるかもわからないで、
ただ漠然とトレードをしてしまうと、
何度も同じ間違いを犯してしまいます。
結局自分の欠点がどこにあるかも分からないで、
ただただ負けを繰り返し、
そして負ける理由を「知識」や「テクニック」に
求めてしまうので一向に解決しません。
例えば40歳の方でしたら、
40年間生きてきたうえで形成された自分の欠点がありますので、
それはちょっと知識をつけたりチャートパターンを覚えたくらいではなくなりません。
同じ過ちを繰り返すことで、自分の欠点がより強化されていきます。

では、自分の欠点を最も簡単に知る方法は、何かと言いますと
トレード日記」です。

トレード日記で自分が犯した失敗を記録していくのです。
記録がたまってくると、自分はどんな時に失敗したのか、
共通点が見えてきます。
この共通点が自分自身の欠点とも言えます。

僕の場合は「損切りができない」という失敗パターンがあるのですが、
これを深堀していくと、
・嫌な事を後回しにする
・間違いを認めたくない
・間違いを指摘されたくない
という自分の欠点に行きつきます。

で、これらの欠点を日常生活から糺して行くのです。
結局日常生活で自分の欠点をしっかり修正できると、
トレードでもその欠点が発動しにくくなります。

ただ、自分の欠点をただすというのは、
簡単な事ではありませんので、ずっと意識して過ごす事になります。
(僕は今でも、自分の欠点と向き合っていますのでゴールはありません)

という事で、トレードで出る失敗というのは、
自分の生き方そのものであり、
ちょっと知識をつけたくらいでは治らないという事です。
でも、トレードは自分の欠点を明確にしてくれるので、
その欠点を日常生活でも修正していくと、
生き方そのものも充実していくと思います。

【期間限定】3本の動画+αで学ぶ初心者向けオプション講座!

無料オプトレ講座