良く動く時間帯を見計らって、効率的にトレードする方法

通貨変動量 為替オプション

この記事では、
FXトレードをする際に、最も利益の出る時間帯
について書いていこうと思います。

FXは、24時間トレードができますので、
いつでも稼げるチャンスがあると
思われがちですが、

稼げる時間帯、
稼げない時間帯
が明確に分かれます。

もう少し具体的に言うと、、、、
各通貨ペアによって、
良く動く時間帯は収益を上げやすいですが、
あまり動かない時間帯は、収益を上げにくいのです。

やはり
トレードは動いてなんぼですから、
動かない状況では、魚の少ない池に釣り糸を垂らすようなもので、
基本的には収益を上げるのは難しいです。

では、
どの時間帯が動かなくて、
どの時間帯が良く動いて
収益を上げやすいのか、
グラフに表してみました

※クリックで拡大
時間別変動量

上のグラフは、
横軸が時刻
縦軸が変動の割合
です。

ドル円(USDJPY)
ユーロドル(EURUSD)
ポンドドル(GBPUSD)
オージードル(AUDUSD)
スイスフラン(USDCHF)
カナダドル(USDCAD)

の6通貨において、
各時間帯でどれくらい変動しているのかを示しています。

グラフが長いほど
その時間帯で大きく変動しています。

グラフをザッと見渡すと、
各通貨最も大きく変動する時間帯は共通しています。

それは、
日本時間20時から23時ですね。

この時間帯は、
上記の6通貨共通して最も動く時間帯となっています。

つまり、この時間帯にトレードすると最も効率的に収益を上げられるというわけです。

逆に、日本時間の深夜から昼の12時にかけては、
基本的には、変動が少ないので、
収益は上げにくいと言えます。

ただ、
通貨を細かく見ていると
ドル円やオージードルは
他の通貨と比べて変動は大きいです。

これは、
日本も、オーストラリアも
アジア時間の通貨なので、
欧米が休みの時間でもある程度活発な取引が行われているからだと思います。

後は、
日本時間15時から17時にも
もう一つのピークがありますね。

これは、
欧州が朝を迎え、
取引が活発に行われているからです。

この時間帯は
特に、欧州の通貨(ユーロドル、ポンドドル、スイスフラン)が
大きな変動となっています。

この通貨別変動量に関して
以下の動画でより詳しく、より分かりやすく解説しています。

 

為替オプションをする際も、
大きく変動する時間帯がトレードしやすいです。

あまり動かない時間帯は、
為替オプションの取引量も少なく、
板のスプレッドが開いています。

逆に、良く動く時間帯は
取引量が多く、
板のスプレッドも狭く、
取引しやすいと思います。

それでは、
通貨別変動量を以下にまとめます。

通貨別変動量
●8時~9時に良く動く通貨
・ドル円
・オージードル

●15時~17時に良く動く通貨
・ユーロドル
・ポンドドル
・スイスフラン

●20時~23時に良く動く通貨
・通貨全て

●あまり動かない時間帯
・4時~7時
・10時~13時

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