12月第3週(12/11~12/15)のオプション戦略。上値ブレイクなるか?

重要なラインに差し掛かっている
今週のオプション戦略

先週の日経平均は、中東情勢の悪化懸念で
上下に大きく振れた一週間でしたね。
ただ、注目された金曜日の雇用統計はそれほど波乱も無く、
静かな動きで一週間を終えました。

今週のオプション戦略としては、
上値へのブレイクなるか?ですね。

今、日経平均はチャート的には、重要なラインに差し掛かっています。
それを日足と4時間足を使って説明をしたいと思います。

まずは日足から見ていきたいと思います。

 

上のチャートは日足ですが、
11月9日に付けた高値を起点に三角持ち合いが続いています。
これこれ1か月ほどもみ合いが続いていますが、
現時点で三角持ち合いの境界線上に来ています。

今後の動きとしては、この三角持ち合いを上に抜けるのか
再び三角持ち合いの中に押し戻されてしまうのか、
注目していきたいと思います。

また、4時間足チャートでも重要なラインに差し掛かっていますので、
以下の図で説明したいと思います。

 

4時間足で見ると、
22,000円と23,000円の間のレンジ相場だということがわかります。

そして、日足同様4時間足でも、重要なラインに差し掛かっています。
それは、23,000円のレジスタンスを上にブレイクするか、
押し戻されるかという瀬戸際に居ます。
さらに、日足でも説明した三角持ち合いをブレイクしかかっています。

以上から、現時点で重要な位置にいる日経平均ですが、
基本的な戦略としては、動いた方に着いていくということです。
これが一番勝てる方法だと思います。

具体的には、上値をブレイクしたらプット売り、
レジスタンスで反落したらコール売りを仕掛けていきたいと思います。

大きな動きがなさそうであれば、遠い価格のコールとプット両方を売っていきます。

 

ちなみに、日経平均に影響を及ぼしそうな海外イベントとしては、
12月13日(日本時間14日AM2:00)のFOMC政策金利発表と、
イエレン議長最後の記者会見(日本時間AM2:30~)があります。
ただ、利上げはほぼ100%市場は織り込んでいますので、
大きな波乱はないかと思います。

後は、税制改革法案の上・下院の一本化の動きですね。
年内成立を目指す期限は、22日までにトランプ大統領に送付されることが条件となっています。

 

以上を基本線戦略として、月曜日からトレードをしていきたいと思います。
ポジション量は過剰にならないように、
証拠金は半分以下に留めておくことを改めて徹底していきたいと思います。

 

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