相場から退場してしまうたった二つの原因

相場から退場 マインド

この記事では相場から退場してしまうたった二つの原因について書いていきたいと思います。
以下の動画でも退場する原因について深く解説していますのでぜひご覧ください(^^)/

僕は2年半ほど前からこのオプションブログを書いていますが、
「コロナショックによる暴落で資金を失いました」とメッセージをいただくことが多くなりました。
今までも何度か暴落があり資金を失ってしまったというメッセージをいただいたのですが
今回は特に多いような気がします。
そこで僕はなぜ退場してしまうのかについて深く考えることにしました。

まず一つ目の原因は過剰なリスクです。

やはりネイキッド売りをしてしまう人がかなり多いような気がします。
確かに遠くを売っておけば、ほぼ安心であり、そして確実にお金が入る。
というのは分かるのですが結局そうやってコツコツ貯めたお金というのは暴落時に吐き出すことになってしまいます。

日経225オプションでは100万円の資金があれば遠くのオプションであれば何枚もネイキッド売りを持つことができます。
ただこれはあくまでも持つことができるというだけであり、資金管理が万全というわけではありません。

特に日経225オプションは1000倍のレバレッジがかかっていますので、
1枚売るだけで2000万円近い商品の権利を売買してることになります。

あくまでも権利なので 遠くを売っていればその権利は安いですが、
暴落で日経225の価格が権利行使価格に近づいてくると一気にその権利の価格は跳ね上がります。
2000万円の商品の権利ですから、原資産価格が権利行使価格に近づいてくれば
一気に跳ね上がってしまうことは容易に想像できます。
さらにポジションを複数枚持ってるということになれば、
例えば5枚ネイキッド売りしたらそれは1億円近い商品の権利を売買してることになります
1億円ですから、もし100万円の資金で取引をしているということであれば、
逆行すればあっという間に資金は蒸発してしまいます。

このように日経225オプションのネイキッド売りは、ものすごいリスクを抱えているという認識が必要になってきます

もう一つの退場の原因は「稼ぎたい欲望」です
もちろん稼ぐためにトレードしているわけですから稼ぎたい欲望があるのは当然です。
でもこれがあまりにも強いと、どこかで退場する可能性は高くなります。

というのも稼ぎたい欲望が強くなると利益しか見なくなるからです。
本当はポジションを持ったら、利益の可能性もあるのですが損失の可能性もあります。
本来は両方を見なきゃいけないのですが、稼ぎたい欲望が強くなると利益しか見えなくなるのです。

利益しか見えなくなるとどうなるかと言うと、得られる利益前提でポジション数が決まってしまいます。
例えば「今月あと20万円稼ぎたいからプット売りポジションを5枚持つ」といった感じです。

これでは損失のリスクを全く見ていませんし、利益前提でポジションを持っているので
追い込まれた時にどうするか?どれぐらいの損失になるか?が分かりません。
このような状態では、暴落が起きて含み損が増えてから慌ててどうするか、というのを考えることになってしまいます。
オプション取引は資金管理が何よりも大事になってきます。
稼ぎたい欲望が強すぎるとこの資金管理が疎かになりリスクが過剰になってしまいます。

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