恐怖が出ると相場では絶対に勝てない理由

恐怖が出ると勝てない マインド

今日の記事では、人間の感情「恐怖」がトレードに与える影響を書きたいと思います。

トレード以外においては、「恐怖」という感情は無くてはいけません。
「恐怖」を感じる事で人間は、むやみやたらにリスクを取ることを避けます。
恐怖を全く感じなければ、いくら命があっても足りません(笑)

でもこの恐怖は、相場においては厄介な感情となるのです。

恐怖が相場に与える影響について、以下の動画にまとめました(^^)/

人間が恐怖を感じると「短期的」な思考になります。
例えば大地震が起こった時、先ず机の下に避難しますよね。
大地震が起こっているのに、「自分は3年後何をやっているのだろうか?」
「今のままの生き方でいいのだろうか?」
という思考には絶対になりません(笑)

これが相場にどんな影響を与えるのかというと、
例えば暴落が起こった時「目の前の損失をどうにかしないと!
という思考になります。

でも、相場においては、すでに起こってしまった事をどうにかできるものではありません。
そこが大地震の時などのとっさの避難行動とは違うのです。

相場においても人間は暴落の恐怖を感じると、その恐怖を回避する行動を取ります。
例えば、ナンピンしまくって何とかプラスマイナスゼロに持っていこうとする行為です。
これは、相場の世界では絶対にやってはいけない行為なのですが、
人間が恐怖を感じてしまうと、いともアッサリとやってしまうのです。

そこに冷静な判断を挟む余地はありません。

または、暴落が起こって恐怖を感じた時に取る行動としては、「投げ売り」があります。
目の前のPCに表示されている損失額に耐えきれなくなって、ぶん投げてしまうのです^^;

で、投げ売りした後にジワジワ上がっていくパターンは何度も経験しました(笑)

このように相場が異常事態になった時に、多くの投資家は恐怖を感じて損失を拡大してしまうのです。
でも、この異常事態を冷静に乗り切れないと相場で長く勝ち続けるのは不可能なのです。
平常時に収益が上がるのはある意味当たり前で、多くの投資家は、暴落時など異常事態に平常時に得た利益を吐き出してしまうのです。
吐き出すだけならまだしも、多くはマイナスになってしまい退場してしまいます。

相場において恐怖はかなり厄介な感情ですが、完全に消すことはそもそも無理な事です。
従って、恐怖に慣れていくしかありません。
慣れる方法としては、やはり何度も書いてきていますが、「ポジションを小さくする」ことです。
そしてネイキッド売りをやめて、買いのヘッジを入れる事です。

当然稼ぐ金額は減りますが、これは仕方のない事です。
利益も多く得られて、退場のリスクを小さくすることは不可能です。

相場で少しでも長く生き残るためには、ポジションを小さくして暴落リスクに備えるしかないのです。
そして利益は小さくてもいいので、コツコツ積み上げる方がよいです!
そして、暴落が起こった時は積み上げた利益の半分くらいを差し出す形になれば、
生き残れますし、さらに半分利益も残っていますので、それで十分ではないでしょうか?

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