誤解を恐れずに言えば、オプション取引は損切りの「遅さ」が重要

損切りは遅さが求められる
オプション取引の優位性

今この記事を書いている時点で、
日経平均は、安値から急速に切り返しています。
日銀の買いでも入ったのでしょうか?
そんなわけで、僕が昨日売ったプットも
4万円程度の含み益となっています。
昨日の時点で、最大7万円程度の含み損となっていましたので、
11万円ほど切り返しています。
昨日の時点で割と大きな含み損となったわけですが、
僕の中では、想定の範囲内でした。
オプション取引で売り戦略をやる上では、
この一時的な損失に耐えることが重要となってきます。

昨日は結構な金額の含み損となったわけですが、
これはオプション売り戦略をやる上では、
想定しておかなくてはいけないことです。

昨日の急落を買いで向かっていくわけですから、
ドンピシャのタイミングで、プットを売らない限り、
含み損は避けられません。
ここで、含み損の金額に恐怖を感じて
損切りしていては、利益になるものも
利益になりませんので、ここは耐える必要があります。

で、FXや株の場合は素早い損切が求められますが、
オプションの場合は、真逆だと思っています。
いかに損失に耐えられるかです。

なぜ損切りに耐えられるのかというと、
タイムディケイとIV跳ね上がりによるオプション価格の高騰です。
IV跳ね上がりでパニック的にオプション価格が上がったところで、
非常に有利なポイントで売りポジションを持てた事と、
タイムディケイにより、INしなければ確実に
オプション価格がゼロになるからです。

つまり、何でもかんでも損を耐えれば良いわけではなく、
IV跳ね上がりで有利なポジションを持った時に、
ある程度逆行しても損に耐えられるという事です。

後、損を耐えるという意味では、
ポジション量も大事になってきます。
いくら有利なポジションを持てたとしても、
ポジション量が多ければ、相場が気になって仕方ないですよね(笑)

相場は常に想定外の対応が求められます。
想定内の動きをしている時は勝てるけど、
想定外の動きをした時に損失を出していては、
相場で継続的に利益を上げるのは難しいです。

で、想定外の時に冷静な行動ができる最大の秘訣は、
「ポジション量」です。
今回の急落も、ポジション量をかなり控えめにしたので、
かなり余裕をもって損失に耐えられました(今日の急落は、多少ヒヤヒヤしましたが(笑))

現時点のポジションで、INまで一番近いポジションでも、
まだ2200円以上あります。
そしてSQまで今日を入れても8営業日です。
やはり、この有利な位置でポジションを持てたことが、
メンタルの安定につながっています。

 

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