暴落相場で「売り」で稼ぐのは意外と難しい。

暴落相場で稼ぐには
オプション取引の優位性

トルコリラの暴落も一息ついて
一旦は落ち着きを取り戻してきました。
トルコリラに限らず、
暴落相場で「売り」で稼ぐのって意外と難しかったりします。
トルコリラが静かに暴落を開始した時は
まだ売りのチャンスはありましたが、
世界中の話題となり、日本のワイドショーでも取り上げられた時点で
下落は終わっていました。
なので、金融市場でホットな話題となった後に、
「売りだー」とショートを打つと戻しでやられたりします。
現に、トルコリラは最安値から4円近くも上昇しています。

今回のトルコリラ暴落で稼いだ人たちというのは、
大暴落の前に売りを仕込んでいた人か、
大暴落の真っ最中に買いで向かっていた人たちです。
暴落が話題となった後に売りで仕掛けた人は、
やられているはずです。

 

このように大暴落が起こった後というのは、
戻しもすごいので、
売っていた場合は一気に持っていかれます。

僕はリーマンショックの時、
このパターンで何度もやられました(笑)
リーマンショックと聞くと、
一方的に下落していたイメージがあると思いますが、
実際は今回のトルコリラのように、
ドル円が大暴落した後、急激に戻すという事が何度もありました。

要するに、大衆が「売りだー!」となったところに、
僕も一緒になって売りを仕掛けて、
大きな戻しでロスカットされてました。
暴落相場は「暴れ馬」のようなもので、
安易に手を出すと大けがをしてしまいます。

このように、暴落と聞くと
「売りで一気に稼ぐチャンス」と思いがちですが、
実は非常に難易度が高い相場となっている事が多いです。

むしろ、売りよりも買いの方が稼げたりします。
というのも、大暴落の後というのはほぼ100%戻しが発生するので、
意外と利益になったりします。

とここまでは、為替や株の現物の売買の話をしましたが、
オプションに限っては、全く話が逆になります。
つまり、「暴落相場ほど稼ぎやす相場は無い」という事です。

暴落相場とオプションに関しては、
これまで何度も書いてきたことですので、
詳細は割愛させていただきますが、
一番の優位性は、暴落してボラが拡大した後に参入できるからです。

今回のトルコリラに関して言えば、
暴落が金融界で話題となり、
日本のワイドショーで放送された後からでも十分に間に合います(笑)
十分に暴落した後に、プットを売るイメージです。
オプションは、現物と異なりかなり遠い権利行使価格を売ることができますので、
この点もかなりの優位性があると思います。

先ほど、「暴落時はむしろ買いの方が稼ぎやすい」と書きましたが、
現物の場合はその値段でしか売買できないので、
暴落時に買いで向かうのはちょっと勇気がいりますが、
オプションの場合は、暴落時はかなり遠い価格でも売る事ができますので、
難易度的にも大きく下がると思います。

最後にまとめます。
暴落時は暴れ馬に乗るようなもので、
相場の難易度は急激に上がりますが、
オプションは遠い価格で売る事ができるので、
稼ぎやすい相場に早変わりします。

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