暴落時はコール売りも有利なポジションが取れる!

コール売りもOK オプション取引の優位性

この記事では、暴落時のコール売りについてい書いていきたいと思います。
以下の動画では、自作のエクセルシートを使って
どれくらい有利なポジションが取れるのか?について解説していますのでぜひご覧ください(^^)/

暴落時は、プット価格に注目が行きがちですが、
実はコールの値段も上昇しています。
まぁ、プットほどではありませんがかなり有利な位置でポジションが取れます。

コールで5000円以上も上の権利行使価格で売れる事はまずありません。
しかも今回は、SQ日まであと9日にも関わらず、40円や60円といったかなり高い値段がついています。

これでもプットに比べると、それほどでもありませんが、
平常時のコールの値段と比べると考えられないくらいレベルです。

これも、暴落でボラティリティが急上昇したおかげです。

上の動画では、僕が実際に取ったコール売りのポジションを紹介していますが、
コールに限ってはネイキッド売り「あり」としています。

一般的に株価は、下落に比べて上昇のスピードが遅いので、
追い込まれてからの損切でも十分に対応が間に合うと考えたからです。
また、プット売りの場合だとボラティリティの上昇も損失を拡大してしまう要因ですが、
コール売りの場合は、ボラの拡大はそれ程考慮しなくても良いのです。
というのも、ボラが拡大するのは暴落が起こった時ですが、
暴落はコール売りの場合、権利行使価格から遠ざかる事になります。
したがって、ボラが拡大してオプション価格に上昇圧力がかかっても、
暴落の影響で権利行使価格から遠ざかりオプション価格に下落圧力がかかります。
つまり、プラスとマイナスの作用でトータルとしてはそれほどオプション価格は上昇しません。
状況にもよりますが、暴落時はそれほど損益には影響してこないんです。

コール売りで一番怖いのは、急激な上昇です。
したがってコール売りはタイミングが重要になってきます。
暴落が起こってボラティリティが急上昇したからと言って、
安易にコール売りを仕掛けてしまうと、その後にやってくる急上昇で一気に損切りに持っていかれます。

なので、暴落時時コール売りをする場合は、急上昇を待って十分に引き付けてからやる必要があります。
暴落が起こった時というのは、90%急上昇も起こりますので、
その急上昇が起こってからコール売りを仕掛けると、かなりの勝率が得られます。
今回のコロナ暴落でも、3日間で4000円位の大暴騰が起こりましたので、
その後に仕掛けられれば、かなり有利なポジションを取れましたし、
大きな利益も取れたと思います。
逆に暴落直後にコール売りを持ってしまったら、大暴騰で一気に損切りとなってしまったと思います。

このようにコール売りは、タイミングが重要になってきますので、
プット売りよりもチャートを読む力が幾分必要になってきます。

このあたりも動画ではチャートを使って説明していますので、気になる方はご覧ください!

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