これだけ株価が上昇しても、今後の上昇シナリオを描けない理由

株価上昇に懐疑的
日々の取引

5月限のコール売り(5C22750)は、
何とか無事にSQを通過しました(笑)
もっと余裕かなと思っていたのですが、
SQ通過後に爆上げしてほっと胸をなでおろしました。
やっぱり、SQ勝負はそれなりのリスクがあるんだなと、
再認識しました
最近、僕の相場観は外れっぱなしなのですが、
とりあえず、5月最初の利益が確定しました。

ここ1か月間、日経平均は一方的な上げ相場なのですが、
僕はとにかくコール売りで挑んできました。
ここまで相場観が外れて良く利益が残っているなと思うくらい、
イマイチなトレードをしているのですが、
とりあえずこれでも利益になるのが、オプションの良いところなのかなと
無理やりにでも納得しています(笑)

コール売りをするにも、必ず買いを混ぜてスプレッドポジションを組んでいるので、
仮に逆行したにしても、損失の増え方がかなり緩やかなので、
それが精神的にかなりいい影響を与えているのかと思います。
とにかく、損失が膨らんで恐怖で投げ売りすることは無くなりましたから。

僕が株価上昇が頭打ちかなと思う理由は、
色々あるのですが、
やはりアメリカの利上げの影響が出てきている点にあります。

アメリカの10年債の利回りも一時3%を超えてきましたし、
更に利上げが続くと、さらに金利も上昇しますので、
そろそろ株価を支えるのも厳しくなるのかなと思っています。

日本にいるとあまり感じませんが、
新興国ではドルの金利上昇で自国通貨安が異常に進んでいます。
アルゼンチンなんて、米ドルの金利上昇にともない
通貨防衛策で緊急利上げを繰り返し、今では金利40%です(笑)
それでも、アルゼンチンの通貨ペソの下落が止まりません。

日本では金融緩和で無理やり自国通貨を安く誘導(円安)していますが、
新興国では、通貨防衛のために利上げをしているという、
真逆のことが行われています。

あと、トルコリラも連日史上最安値を更新しています。
トルコリラもアルゼンチンほどではありませんが、金利が8%あります。
それでも、通貨安が止まりません。
余談ですが、僕はこのトルコリラを今年に入ってから売りまくって
結構な利益になってます^^
オプションと関係ないので、このブログでは触れていませんでしたが、
この新興国通貨は、アメリカの利上げの影響で
かなりオイシイ状況になっているんです。
トルコリラなんて何も考えずに
とりあえず売れば利益になるといった感じです。

このまま新興国の通貨安が進むとどうなるかといいますと、
その国の経済が破たんしますので、
その影響は世界に波及するという事です。
アメリカの利上げはそれほど影響力がでかいという事です。

ただ、なかなか思い通りにいかないのも相場なんですよね。
2月、3月の暴落で、来たかなーと思いましたが、
5月の時点でまた、史上最低レベルのインプライドボラティリティに逆戻りです。
低下したボラは、いずれ必ず拡大するのですが、
その「いつなのか」が誰にも分かりません(笑)

という事で、ここまで上げてきたんなら
プット売りやってみようかなーと少し心が動いています。
でも、ネイキッドの売りは怖いので、もちろんプットのスプレッドポジションを組みますよ。

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