相場に期待せず「ダメもと」で指値注文を出すと、意外とうまくいく

期待しない方がうまくいく
取引ルール

最近、ようやくボラが上がってきて、
少しはトレードしやすい環境になってきました。
一時、損切り直前までいったC売りも、
かなり持ち直してきました。
また、昨夜の米株急落で、
ネイキッドのプット売りが約定していました。
7P19250@20円という事で、3,000円以上価格差がありますので、
ほぼほぼ勝ちが見えているポジションを取れました(IN確率1%くらいです)
この記事では、僕がどのようにして
ネイキッドのプット売りポジションを取っているのかを、
いつもよりは具体的に書いていきたいと思います。

今の僕のポジションは、以下の通りです。

 

コール売りはずっと保有し続けているのですが、
プット売りの方は、保有→利食い→保有→利食い と
割と頻繁に利食いされるようになってきました。
これも、ようやくボラが拡大してきたからだと思います。

僕がプット売りのポジションを持つ時は、
最近は、指値が約定することが多いですね。
最近の傾向として、日経がザラバ中は思いのほか底堅くても、
夜中のアメリカ株の急落で
プット価格が急上昇する事が多いのかなと思っています。
まぁ、睡眠中なのであくまで推測ですが(笑)

で、プット売りの指値を置くポイントですが、
ここで約定したらラッキーだな~
と思うようなところに指値を置いておくことです。
例えば今回の場合だと、3,000円以上安い権利行使価格に注文を出しておきました。
注文を出した時は、オプション価格は6円位だったと思いますので、
20円で約定したらラッキーかなという感じです。

株価が急落している時って、
自分が思っている以上にプットの価格は急上昇します。
なので、「ダメもと」感覚の方が、
かなりいいポイントで入れたりします。

僕が昔、ポジポジ病だった頃、
この指値を置いておくことができなかったんですね。
なぜかと言うと、「今が最大のチャンス」だと思ってしまうからです。
ポジポジ病の頃って、根拠のない自信があって、
「今ポジションを持っておかないと損」
みたいな感覚になってしまうんですよね。

でも、この指値を置いておくと、
実は非常に良いポイントで入れる感覚が分かってくると、
ポジポジ病は治ってきましたね。

「ダメもと」で注文を出しているので、
約定しないこともあります。
と言いますか、約定しないことの方が多いです。
でも、約定しなくても全く気になりません。
「まぁ、仕方ないか、、、」って感じです。

ただ、プット売りの指値を置いておくには、
絶対に注意しておかなくてはいけない事があります。
それは、注文するポジション量は、かなり少なくしておくことです。

これは、想定以上の下落が起きた時の対策です。
もし、たくさんのプット売りの注文を出した日の夜中に、
リーマンショック級の下落が起こったら、
大変なことになってしまいます。
かなり下の権利行使価格だったとしても、
全ての注文が約定してしまい、ボラの急上昇もあり、
含み損が大変な事になってしまいます。

指値を置いておくのは、あくまで「約定したらラッキー」
という程度の物なので、
欲張らずに最小限の注文量にした方が良いかと思います。

ポジション量を上げるのは、
ボラの急上昇を確認してからでも全く遅くはありませんので。
ボラが急上昇した後は、ジワジワと下げる傾向がありますので、
2、3日出遅れても問題ありません!

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