今回の暴落をボラティリティのチャートで振り返ると重要な事実が判明

ボラのチャートから重要な事実が判明
取引ルール

今回起こった暴落を
インプライドボラティリティのチャートで振り返り、
今後のトレードに活かしていきたいと思います。
ボラが歴史的な低水準だったところから
いきなり跳ね上がったわけですから、
それなりの損失となってしまった方も多いと思います。
(僕もそのうちの一人です^^;)
そんな過ちを次に起こさないためにも振り返ってみましょう!

以下に、今回の暴落時の
インプライドボラティリティのチャートを示します。

このチャートを見て分かったことは、
暴落時に仕掛けたオプション売りの損益は
プラスになっているという事です。

ボラティリティが跳ね上がった時はオプション売りのチャンス
というのは今回のデータで一応証明されました。

ではなぜトータルで損失が出てしまったのかと言うと、
暴落前に売ったプット1枚が、
暴落時の利益を全て吹っ飛ばし、さらに20万円ほど赤字となったからです。

ボラティリティのチャートを見ると
利益になったポジションは、
我ながら良いところで売っているなーと思います(笑)
でも、たった一枚プット売りで、
全てを帳消しにしてしまったのです^^;

という事で、ここからは
このチャートから学べることを書いていきたいと思います。

まず、ボラが低い時は、売りのポジションを持たないか、
きわめて小さいポジションにしておくのがいいかと思います。
ただ、ネイキッドのプット売りは
例え1枚でも危険だという事がわかりました。
実際、僕は1枚の損失が30万円になってしまいましたから、、、

ではどうすればいいのかと言うと、
ボラが跳ね上がった時に、素早く損切りするのが一番ですね。
それか、あらかじめ損切り注文を入れておくのがいいでしょう。

日経225ミニを売ってヘッジするのもいいのですが、
今回はダウの急落から日経の暴落が始まったので、
対応が遅れてしまいました。
今回は日経225ミニを大量に売って何とかプラスに持っていきましたが、
これはチョット危なっかしいので、あまりやらないようにしたいと思います。

あと、もう一つの対応策として
スプレッドポジションを組むという事です。
例えば、プットを売った場合さらにアウト・オブ・ザ・マネーのプットを買って
損失を限定する方法です。
この方法を使うと、ネイキッドの売りより利益は減りますが、
損失を限定することができます。
これを今後試していこうと思います。

スプレッドポジションに関しては、
別途詳しく書いていきたいと思います。
これによって、今回のような真夜中の急落に
ある程度対応できるのではないかと思います。

それでは、この記事の内容をまとめます。
[illust_bubble subhead=”ボラ急騰から得た事” align=”right” color=”green” badge=”check” illst=”check-m2-l”] [check_list image=”check1-g”]

  • ボラが跳ね上がった時のオプション売りはチャンスである
  • ボラが低い時のネイキッドの売りは危険である
  • スプレッドポジションを組むことで損失を限定することができる
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