1月第4週(1/22~1/26)のオプション戦略。上昇基調も懸念あり

自由の女神など米政府機関の閉鎖
今週のオプション戦略

先週の日経平均は、
ドル円が円高基調の割には強い動きとなりました。
今週もその流れを引き継ぎ、強い動きとなりそうですが、
いくつかの懸念事項があるため、もみ合いかやや弱い動きを予想しています。

今の日経平均は、チャート上に限って言えば
上値トライの非常に強い形になっていると思います。

 

上のチャートは日経先物の4時間足です。
11月9日高値(23,420円)をブレイクしてからも強い動きとなっており、
もみ合い相場中においても下値が切り上がっており、
24,000円超えをうかがわせる動きとなっています。

チャートを見る限りでは、ほとんどの人が買い目線になると思いますが、
僕の中でいくつか懸念事項があるため、
もみ合い相場かやや弱い動きを想定しています。
の懸念事項とは、以下の3点です。

  1. ドル円110円割れの可能性
  2. 米政府機関一部閉鎖の影響
  3. 日銀の出口戦略の可能性

2. 3.については、結局は1.につながってきますので、
言ってしまえば今週も円高懸念という事になります^^;

とりあえず3については可能性は低いと思っています。
1月9日の超長期債の買い入れ減額が日銀出口戦略を連想させ、
円高が進みました。
ただ、23日の日銀金融政策決定会合と15:30からの黒田総裁の会見では、
出口戦略については否定すると思いますので、
基本無風通過とみています。

2.に関しては正直読めないですね(笑)
日本時間の土曜日午前中に米政府機関の一部閉鎖が決まったようですが、
週末の引けで、この事実がどこまで織り込まれているのかもわからないですし、
月曜日以降、相場がどこまで反応するかも分かりませんね。

僕の感覚では、週末の引け段階ではそれほど織り込まれていないとみています。
したがって月曜日のドル円はギャップダウンで始まって、
日経も下げて始まると考えています(今のところは)

ただし、上の三つの懸念が起こらないか、起こっても相場が過剰に反応しなければ、
チャートが示すように買い目線でトレードをしていきたいと思います。

という事で、今週の戦略をまとめると、
チャート上は買いを示していても、
懸念事項があるため弱い展開を予想します。
ただ、懸念事項に対して相場が崩れなければ、
僕も相場に合わせて買い目線で考えます。
要するに、明日からの相場の動きを見極めてから判断するという事になります^^

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