一発退場もあり得る!誰もが夢見る連戦連勝に潜む危険性とは?

連戦連勝で天狗になる
マインド

昨日の記事で、
負ける練習は大切っていう話をしました。
でも、オプション売り戦略は
そもそも勝率が高く負ける機会が少ないので、
負ける経験が非常に少ない事があだになるケースも多いです。
僕も、このブログを始めた頃は、
「現在30連勝中」なんて記事を書いていましたが、
あれ、一番やってはいけないことだと今になって痛感しています(笑)

僕がオプションを始めてから、
ずっと負けなしで35連勝位行ったと思います。
負けなしの勝率100%って損失が一切なく、
資金が増えていく一方なので、
一見すごい良い事のように思えます。
トレードをやったことがある人なら、
勝率100%は誰もが一度は夢見ることだと思います。
でも、実際に連勝を記録したトレードを振り返ってみると、
とんでもなく危険なトレードをしていたなぁと思います。
当時、不意に1000円程度の下落が起きていたら、
今頃僕は資金を失っていて
このブログを書いていないと思います(笑)

連勝することで一番危険なのは、「天狗」になることです。
僕もオプションを始めた頃は、慎重にポジションを取っていました。
ネイキッドの売りは損失無限大ってことも知ってましたし、
急落・急騰が起こると、一気に損失が膨らむことも知識として知っていました。

ただ、連勝が続くと、そういった怖さがだんだん無くなっていくんですよね。

頭の片隅では理解していても、
「まぁ、今回も何とかなるでしょ」
と軽い感じでポジションを取るようになっていきました。
低ボラ状態なのに、証拠金目いっぱい使って
ポジション持っていた時もありました。

この状態で、2月のような暴落が来ていたら
僕は100万円単位での損失を出して退場していたでしょう。
たまたま2月の暴落の時は、
プット売りを1枚しか持っていなかったので何とかなりました。
ただそれでも、その1枚のポジションで30万円くらいの損切りをしたと思います。

このように連勝することによる弊害は、「慢心」です。
人間の欲って際限ないですから、
連勝なんてしてしまうと、「もっともっと」って稼ぐ欲が増大していきます。
こうなってしまうと、当然冷静な判断ができなくなってしまいますので、
大きく吹っ飛ばすまで目が覚めません。
なので、ある程度負ける経験って非常に重要な事だと思います。
小さな負けを何度か経験することで、損切りに対する免疫も付いてきます。

相場はやはり、勝ちと負けはセットになっていて、
トータルで利益になっていればいいという事です。
損切りというのは、「あなたは間違っていますよ」という相場からの忠告ですし、
それを謙虚に受け止めることで、慢心することを予防してくれます。

なので、損切りって金額だけを見れば「損」なのですが、
それと引き換えに自分のメンタルや相場観がブレていることを教えてくれるので、
そういった意味では「得」でもあるんです。

このブログでも○○連勝中なんていう記事を書いてしまいましたが、
今は連勝を狙おうなんて気持ちは全くありません
このブログは、過去記事と整合が取れない部分もあるかもしれませんが、
より最新の記事が正しいです(笑)

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