「オプションはタイミングじゃない」を自分のポジションで説明した

オプション取引のポジション
オプション取引の優位性

今日も日経平均は大きく下落しましたね。
ただ、僕のプット売りはまだまだ余裕があります^^
むしろもっと下がってくれないかなーと思っているくらいです。
ただ、あまり相場に期待をかけすぎると、
その期待が裏切られた時、いやーな気持ちになりますので、
あまり期待しないようにします(汗)
さて、昨日の記事IV拡大時のプット売りは
タイミングは重要じゃないと書きましたが、
それを今の僕のポジションに照らし合わせて、
書いていきたいと思います。

以下の表は、今現在の僕のポジションです。
一部は利食いしてしまったので、
残っているポジションについて書いていきます。

表の「現在の日経平均との差」は、
ポジションを保有した時の日経平均と
現時点での日経平均との差を示しています。
つまり、この値が-400 となっているという事は、
そのポジションを保有した時から
400円も日経平均が下がってしまった事を示しています。

表を見てみると、各ポジションを保有した時の日経平均と比べて、
大きく下がっているにもかかわらず、
ほとんどのポジションは含み益となっています。

特に、黄色の7月限のポジションでは、
結構な含み益となっています。

オプション取引で細かいタイミングは必要ない
というのはこの事で、
きちんとボラが高い時に売る事ができれば、
例えその後、思惑と逆方向に相場が進んだとしても、
含み損になることは少ないという事です。
これはオプション取引ならではの優位性かと思います。

一方で、黄色以外のポジションは、
8月限のポジションでクレジットスプレッドを組んでいます。
SQまでまだ日数があり、不確定要素が大きい事もあり、
オプション価格はそれほど下がらず
7月限ほど利益は伸びていません。
(ただし、損失もそれほど大きくなっていません。)

IV拡大からのプット売りは、
僕の感覚から言うと、SQまでの日数が短い方がやりやすいです。
SQまでの日数が短いと、急激にプレミアムが剥げていくからです。
今回のように大きく逆行しても、それ以上にプレミアムが減少してくれます。
(もちろんボラの減少も大きく寄与してます)

通常は、SQまでの日数が少ないと、
オプション価格は安いのですが、
価格が急落するとオプション価格は跳ね上がります。
これは、SQ日に近づくほど「ガンマ」の値が急上昇し、
オプション価格が価格急落の影響を受けやすくなるからです。

という事で、SQが近い時のオプション価格は、
急上昇した後に、急降下しやすいという事です。
一旦は急上昇しても、結局はINしなければ
オプション価格はゼロになるという大原則には逆らえないという事です。

なので、最初のうちは、IVが跳ね上がった時に
なるべく遠くで売るというのは大事なってくるかと思います。
慣れてくると、少し近くを売って大きめのプレミアムを狙うのも有りかと思います。

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