オプション取引は習うより慣れろ。知識は後からついてくる

オプションはまず実践 オプショントレードの基礎(初心者向け)

この記事では、「オプション取引は習うより慣れろ」というテーマで書きたいと思います。
オプション取引はしっかり勉強することも大事なのですが、
その一方で実際に体験してみるという事も非常に重要となってきます。
その理由はこのブログでも何度も書いてきている事ではありますが、
オプション価格というのは、株やFXと全く異なる動きをするからなんですね。
この動きは、言葉だけではなかなか説明できるものではありません。
難しい数式で説明することはできますが、それを理解するくらいなら、
実際にやってみて体験した方がはるかに得るものが大きいと思います。

以下の動画でも「慣れる」事の重要性や
デモトレードで経験を積むことおおすすめしています。
ぜひご覧になってくださいね(^^)/

オプション価格に関してよく言われることは、
「ボラが上がったらオプション価格が跳ね上がる」
ですが、では実際にボラがどれくらい上がったら、価格はいくら上がるのか?
という具体的なところまでは分かりません。

「日経VIが20上がったらオプション価格が100円上がります」
といった明確な情報であれば簡単なのですが、実際はそうではありません。。。
というのもオプション価格は権利行使価格ごとに決められていますので、
一概にボラが20上がったら〇〇円上昇する
といった事は言えないのです。

原資産価格に近い権利行使価格や遠く離れた権利行使価格で
変動は全然違うのです。
遠くの権利行使価格のオプションはちょっとくらい急落してボラが上がったくらいでは、それほど変動はしません。
そしてSQまでの日数も影響してきますし、限月によっても変わってきます。

オプション価格に影響を及ぼすパラメーターは、たくさんあって
・インプライドボラティリティ
・原資産価格からどれくらい離れているか?
・SQまでの日数
があります。

これらの組み合わせによってオプション価格は変動していきますので、
これを机上の理論だけで頭に叩き込むのは至難の業です!
できない事も無いんでしょうけど、実際にやってみた方が感覚的に理解できます。
なにも学者ではありませんので、数式できっちり覚える必要は無くて、
感覚的に理解できれば、トレードでは十分です。

ただ「慣れる」のが良いとしても、いきなりリアルにお金を入れて練習するのはやめた方が良いと思います。
確率的に小さいでしょうけど、いきなり暴落に巻き込まれる可能性もゼロではありませんので^^;
特に今は相場が不安定ですし

僕がお勧めなのはIB証券です。
口座開設すればデモ口座でもリアル口座と同じ環境でポジションを持つことができ、
毎日損益の変化をウオッチすることができます。
相場が平穏な時は少しずつ利益が増えていくのが分かりますし、
暴落が起これば一気に収益が悪化するのも分かります(特にプットのネイキッド売りをした場合)

日本の証券会社でデモ口座があるところを僕は知らないのですが、
デモ口座が無くても「実際にポジションを持ったつもり」になって
損益を追いかける事はできます。

実際にポジションを持つわけでは無いので、
ネイキッド売りをした時と、クレジットスプレッドを組んだ時の損益の変化は非常に勉強になります。
特に急落に見舞われたときは、損失の増え方が全然異なりますので、
クレジットスプレッドの重要性がしっかり感覚で理解できると思います。

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